からくり出張所

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ライブのメンテナンス

2010年08月23日 22時22分53秒 | からくり情報

 昨日までのJAMのせいで汽車ぽっぽの話題が続き恐縮ですが、本日は運転後のメンテナンスをネタにしました。

 今日は三日間炎天下にいた反動からか体が動きません。所用があったのですが、午前中出そびれて結局明日済ますことにしました。とにかく暑いのはもう嫌だというところです。

ところがCastleのメンテナンスは外なので、日の照りつけるベランダに持ち出してエアであちこちに溜まっていた水を吹き飛ばしました。

Dscn8285 エアテスト時の写真の使い回しになりましたが、これと同じセットで回します。違っているのはボイラー内に水が残っているのでまず排水弁を開けると水が噴き出します。運転現場での排水ではどうしても残ってしまいます。

次いで戻りバルブを開くと軸動ポンプ内が空になります。ここで全レバーを閉じ昇圧します。次いで加減弁を開くとシリンダー内の水を噴きだして回転します。あとは随時あちこちの弁を開いたり閉じたり、逆転機を前後し慣らしも兼ねました。 

噴き出した水や油を拭き取って摺動部と回転軸に注油、給油タンクに補充してお終いです。 本物と同じく各部のネジやレバーの位置をチェックしましたが、給油レバーの全閉位置で運転室の渡り板に当たっています。このせいで油が出やすかったのかも知れません。いずれにしろネジ回転を渋くする際に全閉位置を修正しておきます。 あとは気になる点が出なかったので胸をなで下ろしています。

Dscn8595 内側エンジンにも不具合は出ませんでした。重い回転もずいぶん軽くなりました。ただし、線路上を押し転がしてもまだスムーズではありません。もう少し回しましょう。

ライブスチームは運転前後にこのようなメンテナンスが必須です。が、これを忘れると注水不能等のトラブルが必ず発生します。機械は正直です。五インチなどの石炭炊きのメンテナンスはこの比ではなさそうです。煙管掃除を見ていると一番ゲージの楽さ加減が悪いみたいです。 JAMで釜焚きをやっておられた皆さん、大変ご苦労様です。(ペコリ)

終わると汗だくです。これならば出かけても良かったかも知れません。仕事を少々先送りしたので反動がいやですね。


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