ひょんなことでさるオークションに入札し、本命の値上がりにまあいいかと別のものに乗り換えたのですが、無欲の勝利で落札。現行機でありながら多分半分以下の価格でゲットしたようです。 本日無事到着、梱包もまだ解いていませんがホッとしました。 あまり日本では人気のない機種でありますが、かのGBという戦勝国では人気があるようです。 乗り換えた本当の理由は、三気筒エンジン、新型弁装置です。 角張った流線型にはさほど興味がありません。 所謂新しモノ好きの血を騒がしてくれたのです。米国アスター等のあちらのサイトを見ているうちにこれがいいなとA3から気が変わって正解でした。あちらは手の届かぬ世界に去ってしまいました。 落札して分かったのですが、このオークションに出ていたのはライブ界で著名なUさんの遺品、急逝されたのでたまたままとめて市場に出してあったようです。
Uさんは年上の方とあって親しくお話しすることはなかったのですが、著名な弁護士さん、そして英国型鐡道の権威、更にはライブスチームの先達でありました。 某出版社から発刊されたライブスチームの訳があまりにもひどいと自ら訳されたレジメで毎月修正講義を受けたことがあります。今を去ること30年前。神田須田町の交通博物館3階の会議室でした。その時いただいた修正レジメに従って私の蔵書にはびっしり修正した跡が残っています。
そのようなUさんが遺された機関車をたまたま入手して大変喜んでいます。作りかけの英国型Eveningstarが終わったら、次はこの機関車です。いつの間にか英国型機関車に囲まれ始めた私でありますが、どうやら興味が鐡道発祥の地の機関車に移っていくようです。 で、今回の機関車は、俗称スパム缶、Southen のスピットファイヤーというパシフィック型機関車です。
このところ機関車を作り続けるというのが私の生活の一部になってしまいました。大変嬉しいことです。外国の製作記録もいいのですが、この機関車の製作記録が自分のHomepageに現れることを私自身期待する今日の結果でした。