からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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毎日ほっこりと。(^0^)

GWR Castleのエアテスト

2010年06月14日 11時41分29秒 | からくり情報

 法事やら「ふれあいサンデー」に明け暮れつつもライブスチームの進行も気になり空き時間を見つけてはコソコソ組み立てていました。 記録のため長い日記となりましたが、ご容赦ください。 興味ない方はパスしてください。

 前回は四気筒の弁装置を組立終わったことを書きました。ざくっと弁の位置を合わせていたのが前回までです。 組立説明書にはクランク各位相での蒸気口と弁の位置を詳しく書いてありますが、私の場合は蒸気流入をイメージしつつ動作を確認してしまいました。 ニュートラルの位置取りが肝心でありますが、微妙に前後するので最後は目分量でエイヤーッと決めました。 前進、後進でのポートの開き具合を眺めつつ弁心棒への弁取り付位置の微調整を繰り返して閉鎖の決断です。 弁カバーの締め付けの際はいつも不安になりますが、これでいいのだと自分に言い聞かせるという自信のなさです。

Dscn7986

まず最初に内側エンジンの弁カバーを閉じて煙室の底板を載せ排気管までの仮組です。以前作ったLMS Duchessはダブルの排気管と煙突ですが、それよりも時代の古いCastleは四つの排気を一本のノズルに集約しています。この違いが排気音にどう影響するのか楽しみです。 Duchessの場合はダブルの排気機構のおかげで大変いい燃焼と排気音でした。もちろん蒸気消費量も二気筒機関車に比べ確かに大きいという結果でした。

Dc060554この写真は5年前の同じ工程におけるDuchessの写真です。 シール剤の後処理が悪いままでした。排気ノズルが二本あるのが分かると思います。外側エンジンに弁装置があるので床下はすっきりしているなと今頃気が付きました。

実は、Castleの二組のエンジンは、意外に離れているので煙室を含めての取り付けがややトリッキーなところがあります。順序を間違えると再分解となるので仮組は必須です。

Dscn7987 過熱管からの給気はこの長い管路を通って後部エンジンに送られます。これを順序立てて組み立てるわけです。放熱防止に何か巻こうと思いましたが、シリンダーカバーから煙室までは真鍮製鋳物の配管が覆うのでこのままとしました。

Dscn7991 煙室内下部の焼き付き防止のためにセラミックシートを貼り付けて排気管と排気ノズルを締め付けました。その後エアテストのために過熱管を仮装着しますが、まだ外側エンジンは開いたままです。順序を間違うとパーなのでのんびり進めました。何気なく印刷箇所の部分を切り抜いたので赤い煙室になりました。(汗)

Dscn7993 長い給気管を過熱器に接続してエアテストの準備終了です。過熱管はあくまでも仮組なのでシール剤は付けずに空気が漏れない程度に締め付けてあります。この工程ではエンジン部からのエア漏れがなければいいのです。それに肝心なのは回転することです。 各コンポーネントを個別点検したときは軽く動くのですが、組立後は各部の摩擦が累積されて手で回すのがやっとになるのは毎度のことです。 初めての人は不安になりつい各部を緩めるのではないでしょうか? この位重くていいのだと思えるのは経験です。 この重さが運転会に数回出場させると軽やかになるから不思議です。軽くなったからどこからか漏れるというわけではないので安心しています。

さて、エアテストは過熱器の上部にあるねじ穴から圧縮空気を入れます。ここは完成すると潤滑油の給油口になります。エアで回す場合は潤滑油の供給ができないのでエンジンを閉じる際にあらかじめたっぷりの軽いマシン油を弁内に入れておきました。 エアテストは場所を変えて行ったので残念ながら写真を撮っておりませんでした。 毎回同じだった記憶があります。

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エアテストのあらましは次の通りです。

圧力は2kg/cm2、弁は前進位置としました。最初は堅くて回り動きませんが、手で第一動輪を回すとぎこちなく回り始めました。 時折ぎくしゃくしますが、排気管からの油混じりのドラフトは規則正しい周期で排出されます。 1,2分経過すると手を添える必要もなく回転するようになりました。 逆転機を次第に後進に入れて逆回転を確認しましたが、前進の方が調子よさそうです。これならば一安心です。この操作を数回繰り返すとだいぶ調子が出てきました。エンジンとしては検査OKです。更に鬼門の給水ポンプの作動を確認しておきましたが、今回は間違っていませんでした。

 これで下回りは70%程度終わったのではないでしょうか、エアテストが無事終了したので組立を更に進めていいことになりました。ホッとする一瞬です。 後送りにしていたナンバープレートの焼き付け塗装はこれからです。これが終わるまでは安心できませんけど。

四気筒らしい排気音に位相のずれを感じないので大丈夫だろうという甘い審査でしたが、何時になるか不透明な完成が楽しみです。(エアテストの項終わり)


ふれあいサンデー終了

2010年06月14日 10時04分34秒 | 地元ネタ

土曜日の「ふれあいサンデー」は、大盛況のうちに無事終了しました。 何となく受付に座ってしまい、そのままはまったのでお昼ご飯抜きになる忙しさでした。あの人出では延べ2,000人以上は居たのではないでしょうか。最初に準備した抽選券投票の先着100名に無料プレゼントした玩具消しゴムはあっという間に無くなりましたから凄い立ち上がりでした。 一等のマウンテンバイクを当てたのは若いご夫婦、ぴったりの賞品でした。

Dscn7968 当日は写真撮ることも殆ど忘れていました。これは前日の準備風景です。ディスプレーの引き上げのために体育館の二階で待機中に撮りました。

それにしてもあの暑さと混雑にもかかわらず事故もなく終わったのは何よりでした。無組織に近い地元の団体が準備から後片付けまで粛然と進んでいくのを奇跡だと思いながら見ていました。もちろんキーマンが居るのも確かです。

 いずれにしても「ふれあいサンデー」に参画した多くの方々に感謝いたします。 結局ゆっくり見ることができませんでしたが、鐵道模型会場も大盛況の様子でした。

Dscn7976 ここは松沢中学工作部のOBと現役が仕切っていました。ご苦労様。

慣れない力仕事のせいで足腰の重さをまだ引きずっている月曜日です。昨日も梅雨前というので焦って菜園を整備していたこともあるかもしれませんが、やっぱり回復に時間がかかります。(汗)

地元イベントに始めから終わりまで参加したのは初めてでしたが、なかなか大変です。それにしても赤堤地域のまとまりの良さには感心します。夕方のご苦労さん会には、赤堤小学校の先生も校長先生、教頭先生、カレー販売で頑張っていた若手先生までも参加していただき官民挙げての交流会(大げさ?)になりました。 さすがにくたびれたので早めに失礼いたしました。

そういえば五月に生涯学習センターのアカデミアで実施した 「真岡鐵道・蒸気機関車の旅」も無事終わったのですが、パソコンダウンがあったので書いていませんでした。実はこれは私が旗振りだったのですが、自分でも役得として楽しんできました。


もうすぐふれサン

2010年06月09日 21時50分39秒 | ぶらり旅

ふれサンとは何でしょうか? 正式には「ふれあいサンデー」といって地域で活動している団体が一堂に集まって顔馴染みになりましょうという年一度の集まりです。 その仲介役が私も所属している赤堤生涯学習センターです。 このところ私事都合でサボり気味になって恐縮なんですけど。 この「ふれあいサンデー」がポスターのように今週末開催です。

Poster_15fresan11

興味をお持ちの近所の方はどうぞご参加ください。確か自転車が当たる抽選会もありました。

私は松沢中学工作部を中心にした鐵道模型展示が気になっています。というかここを手伝うつもりです。

こんなイベントを頭の片隅に描いていたのか、本日は久しぶりの駆け足ぶらり旅に栃木の町を選んでしまいました。

Dscn7920栃木の町は半年ぶりかと思いますが、巴波川(うずまがわ)に観光船が数隻浮かび以前よりもいい雰囲気になっています。平日というのに私も含め川縁を歩いている人も意外に多かったのでびっくり、小母さんカメラマン集団がデジタル一眼で熱心に撮影しているのも印象的でした。宇都宮から来たご夫婦と立ち話をしたのですが、近いので毎週散歩にきているとのことでした。大きな城下町・宇都宮は戦火に遭ったせいか栃木のような空気がありません。なるほどと思いました。

Dscn7937  このあたりが一番の売りの風景かなと思いますが、いかがでしょうか? この上流の万年筆病院も健在だったのでホッとしました。そういえばこの下流には骨董屋ができておりました。昔やっていたところだそうでしたが、意外に安い。でも大蔵大臣の顔がちらついたので買いませんでした。(苦笑)

こんな町をぶらぶらしていると次第に元気が出てきます。最後に思い出したのが、ふれサンの景品です。 かっての日暮里にあったような駄菓子問屋さんが栃木にはまだ残っています。蔵通りにある石塚商店というところで秘密の景品を仕入れておきました。きっと子供たちが歓声を上げることでしょう。 老夫婦で営んでおられるお店ですが、私や酔考さん共々お気に入りの栃木の名店です。(笑)  段ボール買いをしていたイベントの幹事さんらしき人がおりました。 ばら売りしませんの張り紙は、勝手にばらしてしまう小母さん集団除けだとか、成る程。

Dscn7949 小さなバッグ一つで出かけたので帰りは大きな紙袋をひもで縛った夜逃げの鍋みたいなものをぶら下げて帰りました。 あまりの安さに絶句するお店であります。いつまでもお元気に商売を続けてほしいものです。

さてふれサンはどのように行動すべきなのか届いた議事録を読んでみます。


Castle 下回り組立中

2010年06月08日 22時57分51秒 | からくり情報

 GWR(Great Western Railway)Castle 製作の続きです。

 しばらく内側のエンジンを主台枠に取り付けた状態のままでした。 気になっていた家の行事を何とか終えて自分の時間を少々取り戻せたので一気に進めた結果、エンジン機構を繋ぎ合わせることができました。 この写真は作業前の状態ですが、普通目にする蒸気機関車と違い横からの姿は主連棒と連接棒の二本構成のシンプルなものとなります。これが後述のGWRの特徴です。 Dscn7880    

作業は予定時間内に終えましたが、弁調整や組立検査はこれからです。手回しではまだまだ重いのですが、問題なく回転するので先日前後を取り違えたようなことはやっていないものと確信しています。 が・・・・ 最近多いからなぁー。

GWRの四気筒エンジン方式は第一動輪内側の偏心カムによって日本の機関車でよく見る半月型のエキスパンションリンクを駆動するようになっています。もちろん主台枠の内側にあるので外からは見えません。 込み入っているのですが簡単に云えばこの前後動をラジアスロッド経由で弁心棒に伝えエンジンの動作を制御するわけです。とりあえずエンジン機構を繋ぎ合わせた状態は下の通りです。もちろん実物と同じ機構です。 このような仕掛けが裏に隠されているのがイギリスの機関車です。トーマスって玩具的と思っている方も見直していただければと思います。物事の本質は裏側に隠されているのです。

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Dscn7906 

四気筒なので弁はシリンダ毎に付いています。ところが弁を駆動する機構は内側に二組です。ごらんのように左右に伸びたロッキングアームで内側の弁動作を外部の弁装置に90度ずらして伝えることでどちらのエンジンも矛盾無く動作します。

この写真をじーっと見ているとロボットのように見えてくるから不思議です。これを蒸気機関車としてきちんと動作させるためにこれから弁調整を行います。この仕掛けも工程が進むにつれて煙室の下に隠れてしまうのでちょっと勿体ないような気がします。

これと同じ仕掛けのライブスチームは、5年前にLMS鐵道のDuchessで経験しましたが、微妙に構造が違っています。こちらの弁機構は外側エンジンに付いているから日本の蒸気機関車と同じように見えますが、実は英國最強を誇る彼の地の栄光の機関車です。もちろん今でも動態保存されてボランティアベースで動いているのも凄いことです。 それに引き替え我が金持ち?JRではD51の空釜を焚いたり、狭軌世界最高速?と豪語していたC62もいつも間にか火を落としたり隅っこで細々動いたりで一体どうなることやら? 観光客が減るととたんに火を落とすことでしょう。 ムードや空気では如何ともし難い機械からくりを好まない国民性のせいかもしれません。

ところでDuchessではCastleとは逆に外部エンジンの弁動作を内側の弁に伝えています。写真では梁の下にロッキングアームが隠れています。時代的にはここで紹介しているCastleより後年の機関車です。

Dc051156 これがDuchessのエンジン機構ですが、内側に弁装置用カムがないのですっきりしています。

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そして外側から見た弁装置です。クロスヘッドの真上にロッキングアームの先端がありますが、そう思って観察しなければ内側にもエンジンがあるとは気が付きません。 私もこの模型を手がけるまでは知らなかったのです。 日本の蒸気機関車と似ていますが、標準軌なので出力は倍以上あるわけです。似て非なるもの、羊の皮を被った狼というところです。

このようにエンジンの違いを楽しみながらのんびり組み立てているところです。この続きは近日中に書くこととします。

ところで、お仲間のくりさんからラジコン化計画を持ちかけられています。いつも計画倒れになっていますが、今回はCastle製作とともにノウハウをお借りして9F EveningstarのRC化にも取り組もうと思っています。一歩踏み出すことが大切であることはよく分かっております。はい。(汗)

興味のない方には反古にされることを書くのもストレス解消なのでご容赦ください。

パソコンのトラブル結果についても以下に書いております。 ↓


パソコンの被害

2010年06月08日 21時02分33秒 | コンピュータ

 今回は私にとって前代未聞、被害甚大なパソコントラブルでありました。パソコンはレッツノートS9に新調したものの辛い日々が続いています。(汗)

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 いずれにしろ私の注意不足から引き起こしたことですが、最も痛いのはホームページ「からくり劇場」のデータベースが一年近く後戻りしてしまいました。従って最新版は今ご覧いただいているものなので何とか其処まで辿り着きたいと思い手元のデータに追記しています。 ただその時間が十分にとれないことと使っているソフトがWin7で使えることを確認できていないのでのでしばらくこのままにしておきます。 バーチャルマシンモードでXPを動かせば確実に動くことは分かっているのですがそのエネルギーが無くなっています。

 二番目の被害は、直近のメールが添付ファイル共々消滅、寺前市長の出版記念会の場所などは友人から再送してもらった次第です。 まあ古いメールが消えたので人生をリセットした気分でもあります。住所録などからメールアドレスを復旧中です。その他は意外に被害が無くて講義用や印刷用パソコンに残っていたので助かりました。

いずれにしても複数のパソコンを運用していたので何とかなりましたが、ここのパソコンのバックアップが必須です。今回のことで慌てて家人用を含めバックアップ用HDDを調達して配備したところです。これらの運用も私の仕事なのでやっぱりパソコンアレルギーは続きそうです。無線LAN移行も二呼吸おいたままです。(苦笑)

こんな具合なのでパソコンを触るよりも汽車ぽっぽを作っている方がよっぽど楽しく思う最近です。ということで用を終えた本日の夕食前に集中作業をした結果、下回りが組み上がりました。ライブスチームに興味をお持ちの方は次の記事をご覧ください。


ちょっと一服

2010年06月07日 13時12分23秒 | 交友

 昨日は身内の法事でした。無事終了し肩の荷を下ろしたせいかぼんやりしている本日です。準備で忙しかった先週まででしたが、仕事を含めて色々課題が飛び込む頭の痛い期間でもありました。まあこれらはまだまだ続くことでありますが、ボツボツ歩いて行くこととします。

ところで一昨日は古くからの知人である石川県加賀市寺前市長の出版記念会に出席していました。その昔、某官庁に出向していた時代の斜め前にいた上司、ついこの間まで大学の先生だった方です。 「観光・人流政策風土記」(地域観光と日常・非日常) という日本各地域観光の現状と課題を分析してあるもので自分の故郷はいかにを気になる方はご一読をお薦めします。市長就任前の最後のゼミを本としてまとめてあるものなので力作です。

 この会合で懐かしい方幾人かにお目にかかることができました。会社生活から離れて五年近くたつとなかなか名前が出てこない方が多かったのですが、その昔、佐賀県東京事務所で佐賀空港活性化のことについて話をお聞きした専門家のOさん、コラムニストとしてご活躍のNさん、ネット上ではよく会うS氏、N氏等々にリアルにお目にかかることができたのは嬉しい機会でした。 石川県加賀市は、我が故郷・佐賀県武雄市と同じ温泉観光都市であり九谷という焼き物の地域です。その点でも武雄市との類似点も多くこの先の連携を楽しみにしています。 地元でのホットな話題は 古九谷=有田焼ではない 論争だそうで加賀ナショナリズムで盛り上がっているそうです。双方で議論が始まると面白いものになりそうです。 そうそう、マスコミで日本で一番と評価されているという加賀屋旅館は、加賀市にある温泉旅館ではありませんのでという市長の挨拶に「あれーっ」と云う声が上がっているのは意外でした。 ご存じでない方も多いようで、まだまだPRの余地がありそうですね。山代、片山津、山中温泉と全国的に名が売れているものの昨今の情勢には苦戦が続いているようです。ちなみに市役所所在地は大聖寺です。

Dscn6608 これは先日訪れた永平寺です。この東に加賀市があったのですが、ここ止まりでありました。

まだ未踏の地域なので福井に続きまた訪問できればいいなと思っています。楽しみにしています。


急がば回れ

2010年06月04日 21時20分23秒 | からくり情報

 このところ諸事繁雑なことが続き身動きままなりません。唯一の楽しみはアスターホビーのGWR Castle を作ることですが、時間がないので小手先だけの作成です。 こんなやり方ではろくなことが起きないだろうなと思っていた矢先に大幅なやり直し作業を発見してしまいました。 前回の記事で写真を掲載した内側シリンダーが前後逆でした。ということでせっかく丁寧に仕上げた内側シリンダーはすべて分解することになりました。

組み立てが進まないので動輪を並べて自己満足です。スポーク動輪はなかなかいい感じですね。

Dscn7715 この機関車は従台車がないので比較的小さなものになります。運搬が楽だろうなと運転会を夢見てしまいます。

が、好事魔多しでありました。

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この主台枠に内側エンジンを組み込もうとして位置取りがうまくいかなくて気がつくというお粗末な話です。 部品作りという感覚で進めるとやっぱりまずいですね。まとまった時間で全体的に見渡してからある範囲を作り上げないといけないなと思った日でした。

このまま放置するのもしゃくなので夕食前に集中作業を進め、内側シリンダーと第一動輪を組み込みました。やればできるのだ。(笑) GWRの弁装置の特徴である偏心カムの内側にテフロンテープを巻き、主連棒と動輪のクランクにもテフロンワッシャを入れたのでまだ堅い回転です。慣らし運転が終わるまではこんなものでしょう。

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 動輪を主台枠に装着する前に弁装置、エンジンを組み立てるという手順は、同じ四気筒機関車のLMS Duchessの組み立てとは違うので戸惑いましたが、構造が分かると気分的に楽です。 まだまだ面倒なエンジン組み込みが続きますが、まあのんびり行くことにします。

諸事繁雑、またしばらく工場閉鎖が続きそうです。

そうそうHomepageデータベースの修復は当分未着手のままになりそうなのでブログに記録を残すことにしました。


パソコンアレルギー

2010年06月01日 08時42分19秒 | コンピュータ

 自分の主力ノートパソコンが突然駄目になり、データも回復しないとあって信頼した相手に裏切られてような気分が続いています。確か一番丈夫だろうと思って購入した記憶があるのですが、ここまで被害甚大は初めてでした。 直前にバックアップしてなかったのだから当然と云われてしまえばそれまででありますが。(汗)

今度は最強のノート(と思っている)パナソニックのレッツノートに乗り換えました。しかもレアな黒ノート(苦笑) さてこの選択がどう展開することやら我ながら楽しみです。 今度は13時間電池が持つと云うことでありますが、モバイルを使うと半分でしょう。 退職老人としては十分な時間です。 その復活に時間を費やしてしまい家人に呆れられている今日この頃ですが、実はもう見たくもない、触りたくもないという時間が増えています。何とか元に戻ったもののどうしても復元できないものは結構ありました。何が足りないかは分かったので記憶力のトレーニングにもなったようです。

 パソコンのダウンと相前後した身内の怪我等もあってドタバタしたせいなのか修復そのものにも嫌気がさしていました。が、戻さなければ仕事にも差し障りがありそうで久しぶりに仕方なくパソコンを立ち上げる日々でした。他のパソコンに入っているデータをかき集めてはもとの状態に戻すという賽の河原の石積み作業でした。 ちょうど勤務していた頃の気分です。こんな気持ちで仕事をしていたのであればストレスがたまったのも宜なるからであります。

それはともかく、軽いのが一番、これならビデオ代わりにも使えますね。携帯DVDが不調になりかけているのでパソコン以外の使い方に行きそうな危険な予兆です。

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という次第なので一昨日、昨日と庭木の剪定で汗をかいてパソコンのことを忘れるように努めておりました。伸びに伸びたこの木香薔薇も私の頭のようにすっきりさせました。(笑)

 肉体労働のせいでちょっとだけ元気になったもののパソコンに合わせて新調した無線LAN付きルータの工事は面倒そうなのでまだ考えないことにしています。