からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

櫻も終盤

2012年04月09日 10時19分47秒 | ぶらり旅

先週から例によって花見が続いています。外出後はアレルギー後遺症のようで鼻の奥が痛いです。一日おきに出るのが良さそうに思います。といいつつ土日と花見。

土曜日はオデッセイオブイスカに関連の皆さんと代々木公園、日曜日は家人と砧公園。いい休日でした。砧公園は陸の孤島?なのでアルコールを楽しむには覚悟がいるのでノンアルコール麦酒の世話になりました。宴会道具一式を運ぶには徒歩かタクシー、下戸がいればいいのですけど宴会をやっている皆さんはどうやって運んできたのだろうと不思議でなりません。それに駐車場も満車でした。 トイレはご想像通りの状態です。

特に土曜日の代々木公園は大変でした。男性でも20分待ちだったと思います。という仕方の無いことが花見の印象では困るのですけどね。

Dscn2097 土曜日の代々木公園、宴会前の模様で、櫻はほぼ満開です。

P1000948 そのうちに人人人の波。

まあ天下太平でありますが、この状況が長く続くことを祈ります。P1000946

アンダー気味になりましたが、レンズを換えて写していました。これは古いニッコールマイクロ55mm/f3.5の開放だったと思います。m/fパナG2です。

Dscn2110 今年は秘密の場所を探り当てられたのか中央部に押し出され花の少ない位置でした。それぐらい混んでしまった。そのおかげでお日様に照らされて寒さをしのげたのは何よりでした。(^0^;)

場所を変えて延々と会合を続けられたのはオーナーM氏の人格のたまものだと思います。建築工学科の学生諸君からベテランまで混じっての集まり、勉強になります。もちろん最長老になってしまっておりました。

P1000954 この櫻も明日で見納めになることでしょう。日曜日の砧公園は撮影無しでした。

そして今朝の我が家の枝下櫻です。こちらは遅い開花の品種なのでこれからが見頃になると思います。

Dscn2143 この花の下に孫を連れ出したいのですが、まだ無理のようですね。今日で産まれてから20日目だったかなぁ?

まずはともあれ東京の花見はそろそろ終盤です。いい一年になりますようにと何かあるたびに願うのはそれだけ世の中が変なのでありましょう。

さて、買い出しに出かけねば。親類の小母さんが急逝されたので明日明後日とそちらに行くことになります。今年は続けざまに意外な方の訃報が続いてしまいました。


飛鳥山に遊ぶ

2012年04月06日 10時36分30秒 | からくり情報

 ひょんなことで生まれ故郷の図書館・歴史資料館の図書選書委員なるものを仰せつかってしまいました。学識経験者でもありませんが、折角の機会なので故郷の本好きな方の参考になるものを推薦できればいいなぁーと思います。 工学系の畑を歩んできたのでその方面から光を当てて見るとまた違ったものが浮かぶのではないかと考えます。堅からず柔らかすぎず、さてどのような本に行き当たるのだろうかと思案中です。

ところで花爛漫の季節になるとどうしても落ち着かなくなります。昨日はちょっとだけチェックに行ったつもりがつい遅くなってしまいました。出かけたのが正午過ぎ、近所の櫻のつもりがふと思いついて江戸時代からの櫻の名所という飛鳥山に行ってみました。 「坂の上の雲」で秋山真之氏の海軍兵学校受験時の逸話に「飛鳥山に遊ぶ」という短文作成があったものの、田舎から出て来たばかりの秋山氏は、「ひちょう、山に遊ぶ」と思ってしまったと記述されたくだりを思い出しました。

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それはともかく櫻は五分咲き、春休みということもあり意外に人が出ています。あちこちに場所取りのシートが敷かれているのはまさに花見シーズン到来でした。最近知られてきた山登りのモノレールアスカルゴには人の列。それもそのはず無料だとか。ただより高いものは無いのでせめて10円は徴収するのがいいのではと思った次第です。

慣れないパノラマモードで圧縮されて写っています。その下は都電の軌道ですが残念ながら電車は通っていませんでした。

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この場所が都電が唯一路面電車となって走る地点、しかも急な上りなのでいい光景を目撃できます。

Dscn2029 公園内にはD51と都電を展示してありますが、この蒸機の運転室がボロボロになりもはや再生不可能でしょうね。日本のあちこちでこんな展示されている機関車を見ると産業機械に対する我が国民の理解度の低さをもろに感じてしまいます。機械は好きでは無い国民性なんですね。どう考えても。

そんな国民性のまま原発やらITCやらに取り組んだのは100年早かったのかも知れないなぁーと思う最近です。

Dscn2034 遠目にはボイラー後端ですが、よく見ると部品は悲惨な状態でした。最初から入れないようにすればいいのに出入り自由でした。価値が分かっていればいつでも動かせる状態にしておくものなんですけど。

ついでに前方を撮るとはご覧の通りです。登ることができないので比較的綺麗です。汽笛と砂撒き管が写っています。

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花見に来て機関車を眺めてしまいました。

この飛鳥山のすぐ前はJR王子駅です。東北本線や東北新幹線の姿も眺められて飽きない場所ですが、我が家からは面倒な位置関係にあるのでなかなか訪れないのです。

P1000921 さて、今週末は大混雑になること請け合いの春の飛鳥山でした。

震災を思いつつ昨年楽しめなかった心を洗濯したいものです。


工作二つ

2012年04月02日 21時56分55秒 | からくり情報

 今日は久し振りにお見舞いのために家人と外出、もちろん孫の定期的な世話を終えてからです。太陽系の中心は太陽、我が家の中心は孫の生活になりすぎないようにしなければ。まあ娘の里帰りが終わればそんなことにもならないでしょうけど、逆に寂しいかなぁ?(^0^;)

そんな具合ですから工作もままならず過去の工作を引っ張り出しての紹介が続きますのでご容赦ください。

Dscn8511 伊予鐵道のクラウスは、加減弁からの給気管の冷却防止に太めの糸を巻いて黒く塗って見ました。何とか保温材に見えると思いますがいかがでしょうか。これで冬場の性能も維持で来るようになったでしょうか?

まだ運転できていないのは件の理由に依ります。

Dscn8513 この機関車はライブスチームに必要な機能をコンパクトにまとめて採り入れているいい機関車だと思います。もちろんよく走ります。運転もそれなりによく考えられており、コストパフォーマンスの高い機関車です。(ね)(^0^)

水位計を利用した排水弁とともに子供の玩具ポンプのように垂直に押して上下させる注水ポンプはこの様な小型機関車にぴったりのアイデアです。45mmゲージでサイドタンクが生きているのは珍しいのです。

そして、そのうち経過をまとめなければなりませんが、和時計の進捗です。

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単に歯車が連動するというところまで来ました。というかその気になってストレス解消のために溜めておいた未組立本を27号までを組んだところです。単純な機構なのであっという間に完了。26号での部品のバグを見つけました。

仕上がりはしっかりしているのでどこかに置いて和時計の勉強ができそうです。丁度配本の折り返し点に来たところです。

無駄と云えば無駄、いやはっきり言って無駄と家人から責められます。 

江戸の文化を学ぶにはこのからくりは必要なんであります。(^0^;)