書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

寝言

2022年05月01日 13時27分56秒 | 意識論関連

右手を握って膝をトントン叩きながら 同時に左手で膝をさする動作を途中で左右入れ替えるのが難しいものである

意識の上では理解していながらも 身体は思うようには動いてはくれないものである

身体を動かす信号を作るのは脳だが それは意識を司る前頭葉の働きではなく 運動制御領域などの入出力に関わる回路の働きによるものである

早口言葉なども同じで 意識の上では何を言うのかを理解していながらも ブローカ野(発話言語領域)が慣れていない言葉は間違えてしまうものなのである

「お」という文字を高速で書き続けると「あ」が混入してしまう「書字スリップ」という現象も ヴェルニッケ野から手の運動領域の連携が引き起こすものである

コンピューターで例えれば 主処理を担うのはCPUだが ディスプレイへの出力やマウスやキーボードからの入力を担うのはI/O回路であり プログラム処理を行うCPUが正常に動作していてもI/O回路にバグや処理速度のボトルネックがあれば 正常には作動することはない

 

「子供の幸福」を優先するつもりが 無理やり嫌がる学校に通わせてしまうことで自殺に追い込んでしまうこともある

実際にやってしまった親御さんに対してはキツい物言いではあるが 失敗を他の人に伝えて再発防止の教訓として受け継ぐことで 再発防止を優先することで 亡くなった子供の犠牲も社会に活かすことができるのである

眠ってもいなければ 酔っ払ってもおらず 自分の氏名住所電話番号を正確に言える医学上の「意識」がありながらも ヒトは時に「本当の目的」を見誤って間違った行動をしてしまうことがある

寝ているとか 殴られて意識を失っているとか 夢遊病ならいざ知らず 起きて記憶もちゃんと働いているにも関わらず 本当は望んでもいない行動というものに陥ることが ヒトにはある

それが「無意識」というものの危険性である

「寝ている間に意識がない」とか「殴られて意識がない」という低レベルの話をしているのではない 起きて記憶もあるのに間違った判断選択をしてしまう無意識性の問題を取り扱っているのである

原発事故など組織腐敗による「組織の体質」に起因する破綻への暴走というものは 個人に論理客観的な「考え」がキチンと働いていれば避けることができたものでもある

東電原発の安全担当者達は 主観的な安心感を優先することによって 論理客観的危険性の存在を無視したことで 「組織の利益を優先し 個人が自律的な社会的責任を負わなかった(国会原発事故調査委員会報告書)」のである

多くのヒトはマルクス:ガブリエルだの養老孟司を疑ってはいない その多数が論理的根拠の検証にでもなっているという勝手な錯覚によって 本当は誰も論理検証していないにも関わらず 集団洗脳的に嘘やデマが信じ込まれてしまうのである

読書猿に対しても 多くのヒトは何の疑いも持たない

そもそもイマヌエル:カントの「純粋理性批判」の内容が 論理客観的根拠に基づいたものではなく 「理性を超越」した論理的根拠の著しい飛躍の上にでっち上げられたファンタジー妄想に過ぎないことには 100年以上も誰も気づかなかったのである

しかも「近代哲学の最高峰」などと有り難がっているというのは 

「バカじゃねぇのか」以外には

「お前ら寝てんのか」くらいしか言いようがない

未だにカントやニーチェなんぞ大学で教えて奨学金と称して借金背負わせてまで授業料を徴収しているとしたら それはもはや脱法犯罪である

 

 

 

Ende;


主観的感想を科学的論証にすり替えるべきではない

2022年05月01日 00時07分23秒 | 意識論関連

バクテリアがヒトにまで進化した事実に対し 「偶然だけで起こるとは考えられない」と言い張る生物学者は多いものであるが

実際には「偶然だけで進化が起こるとは思えない」という主観的感想を述べているに過ぎず 論理客観的な根拠や証拠に基づいてチャールズ:ダーウィンの進化論以外の進化プロセスを説明しているわけではない

田島木綿子は 「環境が大きく変化した時にだけ生ずる急激な変異」などという 何の根拠も証拠もない勝手な妄想をでっち上げて遺伝的進化のプロセスを説明しており 科学者としての誠実さを著しく欠いている

 

危険学では どんなに小さな確率の危険性であっても 「いつか必ず起こる」ことを前提にして検証する

1000年に一度の津波の危険性に対し 「多分こないだろう」といった「だろう運転」を原発でしていたからこその原発事故という結果を引き起こしたのである

遺伝的進化は偶発的に適応変異が生じた結果として収斂進化が起こるのであって 適応変異以外の全てが死滅することを「収斂進化」と呼ぶのであり 決して個体の後天的意図目的や戦略 或いは個体以外の「誰か」の力学によって都合良く進化が生じるわけではない

どんなに低い確率であろうとも 大量無数の変異の中には偶発的に環境適応変異個体が出てきても 感覚的には「不思議だ」「凄い」という印象を抱くことはあっても 論理客観的に「絶対に起きない」ことの論理証明にはならないのであり 遺伝的進化が「偶然だけで起こるとは考えられない」というのは根拠のない嘘である

チャールズ:ダーウィンの遺伝的進化のアルゴリズムやプロセス以外の説明ができない以上 遺伝的進化には「誰か」の意図目的や戦略の存在を証明したことにはならない

生存は戦略ではなく ただの結果であり 結果に至るまでのプロセスに合理性があるとしても 遺伝的進化のプロセスが偶然に依存している以上「生存戦略」という概念は科学的に間違いである

 

 

 

Ende;