呪いを次世代に引き継ごうとする上司と、自分の代で断ち切ってくれる上司、どちらが部下から尊敬されるでしょうか。
↗大人が今の若者を嘆くのは、呪いに侵されてるから -東洋経済
⇨呪いを断ち切ろうとすれば「裏切り者」として排除され 出世はできず 「上司」になることはできない
原発の津波に対する脆弱性を主張した東電社員は 会社に居づらくなって東電を辞め 遠く離れた四国で農業に就いているのである
従って 「尊敬される上司」そのものが構造的にあり得ないのである
日本大学田中英寿体制に共感共鳴同調迎合忖度服従するようなバカでなければ 左遷されて辞めざるを得なくなる
権威に盲目的に唯々諾々と服従し 組織にとって都合良く卑屈に権威に媚びへつらうバカでなければ組織には馴染むことができない
本来組織内部では少数派であるはずの権力者に対し 組織の大多数を構成している個人に主体的な問題意識がないから組織腐敗は進行し 長期にわたって傍観温存され続けてしまうのである
ヒトという種の生物は先天的には平等が嫌いで 卑屈に媚へつらう卑怯者でなければ「生きて」ゆくことができない生物なのである
先天的本能に抗うのは 主体的な論理客観性である
過酷な弱肉強食の自然環境下においては 過剰に利益を蓄積しておいた方が生存価においては有利に働くため ヒトは先天的本能としては利己的利益を優先し組織に阿り 唯々諾々と服従忖度して「人間のクズ」になるものなのである
組織の利益を優先しておいた方が 組織の中では有利な地位立場を得られるため ヒトは自律的な社会的責任なんぞ負わなくなり 何も考えずに不条理で非合理な因習や規則を世代間で「連鎖」してしまうものなのである
こうした「連鎖」を断ち切るのが「人間としての意識」であり「論理客観的自発検証性」なのである
それは決して先天的本能習性ではなく あくまで主体的な「考え」によってのみ発揮されるものである
Ende;