白い三角屋根の駅舎が印象的な鰺ヶ沢を10時52分発の普通列車で発つ。
五能線はここからは、海と離れ内陸部へと入って行く。

車窓からの眺めは、豊かな米どころの津軽平野の穀倉地帯の遥か先に、
岩木山が付かず離れずに展開する。
そんな中、五所川原には、30分ほどで到着する。


電線の地中化された駅前から、真っ直ぐに延びる道を5分ほど歩くと、
巨大なガラス張りのモダンな建物に行き当たる。
有名な五所川原の伝統行事を紹介する“立佞武多の館”だ。

立佞武多祭りは、毎年8月の初めに開催されるお祭りで、その時に町中
を引きまわされるのがこの館に展示されている“立佞武多だ”。
高さは約22メートル、幅が6メートル、重さ何と18トンと言われる巨大な
山車である。

入館料600円を払って館内に入ると、その巨大な空間に先ず驚かされる。
1階から4階までぶち抜いたスペースに、色も鮮やかな“立佞武多“が三台
展示されている。山車はそれぞれテーマが有って、それに因む人物や動物
などが色鮮やかに表現されている。

以前は木や竹で骨組みを作りそれに紙を貼り、色付けをし、ろうそくで
明かりをともしていて、祭りが終わると解体し、燃やしてしまう時期も有っ
たようだ。

しかし最近では鉄骨でベースに成る部分を作り、各部分はそれぞれ
細かなパーツ化して制作し、それらを組み上げて行く、など作り方にも
変遷が有るようだ。明かりも電灯が使われる事が多いらしい。

館内のエレベータで4階まで上る。
そこからは展示空間を取り巻くように作られたスロープを歩けば、同じ目線で
“立佞武多”をじっくり見ながら、ゆっくりと1階まで降りる事が出来る。(続)


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五能線はここからは、海と離れ内陸部へと入って行く。

車窓からの眺めは、豊かな米どころの津軽平野の穀倉地帯の遥か先に、
岩木山が付かず離れずに展開する。
そんな中、五所川原には、30分ほどで到着する。


電線の地中化された駅前から、真っ直ぐに延びる道を5分ほど歩くと、
巨大なガラス張りのモダンな建物に行き当たる。
有名な五所川原の伝統行事を紹介する“立佞武多の館”だ。

立佞武多祭りは、毎年8月の初めに開催されるお祭りで、その時に町中
を引きまわされるのがこの館に展示されている“立佞武多だ”。
高さは約22メートル、幅が6メートル、重さ何と18トンと言われる巨大な
山車である。

入館料600円を払って館内に入ると、その巨大な空間に先ず驚かされる。
1階から4階までぶち抜いたスペースに、色も鮮やかな“立佞武多“が三台
展示されている。山車はそれぞれテーマが有って、それに因む人物や動物
などが色鮮やかに表現されている。

以前は木や竹で骨組みを作りそれに紙を貼り、色付けをし、ろうそくで
明かりをともしていて、祭りが終わると解体し、燃やしてしまう時期も有っ
たようだ。

しかし最近では鉄骨でベースに成る部分を作り、各部分はそれぞれ
細かなパーツ化して制作し、それらを組み上げて行く、など作り方にも
変遷が有るようだ。明かりも電灯が使われる事が多いらしい。

館内のエレベータで4階まで上る。
そこからは展示空間を取り巻くように作られたスロープを歩けば、同じ目線で
“立佞武多”をじっくり見ながら、ゆっくりと1階まで降りる事が出来る。(続)




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