簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

糸魚川駅(JR乗り潰しの旅・大糸線)

2021-07-05 | Weblog


 列車は午前11時半に少し前、大糸線の終点・糸魚川駅の4番ホーム
に到着した。
車内は頸城大野で多少の入れ替わりがあった程度で、多くは南小谷か
らの乗客が、ほぼそのまま終点まで乗車してきたようだ。
ホームに降り立った人々は、出口や乗換口に向け跨線橋の階段を上っ
て行った。



 糸魚川はJR西日本と、えちごトキめき鉄道、JR貨物の共用駅である。
北陸新幹線が金沢まで延伸され、北陸本線が並行在来線として三セク化
されて以降、新潟県内では唯一のJRが管理する有人駅となった。



 新幹線開業と同時に橋上駅舎に改装され、南北の自由通路を挟んで、
北口が日本海口、南の新幹線側はアルプス口として一新されていた。
以前訪れた時とは、随分と趣が異なり、近代的で綺麗な明るい駅舎に
変貌を遂げている。



 糸魚川はヒスイと「世界ジオパークのまち」である。
日本海口を出るとその東の隣接地に、「ひすい王国館」という交流施設
があり、観光物産センターや飲食店、観光案内所などが入っている。

 又、アルプス口には、糸魚川ジオステーション ジオパルと言う施設
もあって、ジオパークの案内や、鉄道関連の保存展示が行われている。



 時間があればこれらの施設もじっくりと見てみたい処だが、この駅は
乗り換えだけしか予定していない。
姫川の駅前の温泉も気になったし、近くには、ヒスイ海岸やフォッサマ
グナミュージアム、フォッサマグナパーク等の見処も有るので、一度は
立ち寄ってみたいところだ。

 いつの日かもう一度訪れる機会はないものかと思いつつ、後ろ髪引かれ
る思いで新幹線ホームへと急ぎ、ここからは北陸新幹線で、最後の目的地
金沢に向かう。(続)





にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 姫川駅(JR乗り潰しの旅・... | トップ | 新幹線の車窓(JR乗り潰し... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事