簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

「レッド走行」作戦

2015-06-19 | Weblog
 岡山県下では、過去五年間の統計によると4月の死亡者が一番多いと言う。
県内で起きた死亡事故の内、スピードの出しすぎによる車両単独、いわゆる一人
相撲と言われる事故での死亡者数のことである。



 そんな事故直前の時速は、平均で77キロメートルほどと言うから、いかにスピード
の出しすぎが事故を引き起こし、結果不幸な死亡に繋がるかがこの数字からは窺い
知れる。因みにその他の死亡事故での平均時速は、44キロメートルほどだと言う。



 しかもこれらの事故では、シートベルトの未着用が多く、着用をしていれば助かっ
たと思われるケースも多いと言う。
ある調査では、運転者のシートベルト着用率は残念ながら100%に至っていない。
今では後部座席の着用も呼びかけられている中で、これは意外で余りにも残念な
数字である。



 春は新しく運転免許を取って、「若葉デビュー」する若者も多い。
そうしたものの無謀運転も目立つらしい。また進学や、就職・転勤などで住み慣れ
た地を離れ、慣れない地理で戸惑いながらの生活を始める人も多い。県警ではこ
うしたことも死亡事故に関わっているのではないかと分析している。



 その地域には連綿と引き継がれている運転時の色々な行為がある。
例えば運転中に交わすパッシングやハザードランプなどは地域によってその意味
が違っていたりする。運転マナーなども地域によって独特のものが有るようで、そ
う言った特性などもあるいは影響しているのかもしれない。



 ともあれ県警ではこうしたことを受け、パトカーや白バイが、赤色灯を付けて巡回
する「レッド走行」作戦で街頭活動を強化し注意を呼びかけたいとしている。(完)


(写真:「博物館 明治村」 本文とは無関係)




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