簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

大井川鐵道 (JR乗り潰しの旅)

2011-08-01 | Weblog
 天浜線の終着駅掛川で、東海道本線に乗り換える。
沿線の周辺には、有名な牧ノ原の大茶園が広がっている。
次の目的地、金谷までは二駅、15分程の距離だ。ここ金谷駅は大井川鐵道の分岐駅。



 イカダと舟に頼るしか交通手段の無かった奥大井の人びとにとって、鉄道の開通はまさに文明開化
そのもので、生活は一変した。
 しかし鉄道もやがて衰退、当時の主流であった蒸気機関車が、一旦は廃止されることになる。
そしてSLは、昭和51年に「SLかわね路号」として見事に復活するのである。

 ここから井川駅までの65Kmに及ぶ大井川鐵道では、途中の千頭駅まで、その復活したSLが
日に三往復運行されている。
また、千頭から先は、トロッコ列車の旅を楽しむ事が出来る。

 列車を降り、JR駅に併設された小さな大井川鐵道の金谷駅に駆け込む。
この時間帯にSLは運行されてはいないので、それは明日のお楽しみだ。



 ホームで列車を待っていると、どこかで見覚えのある車両がゆっくりと入線してきた。
濃いオレンジ色のボディ、窓枠に塗られた濃い紺色。
「あれっ、この車両は・・・」
車内のオレンジチェックのカーテン、えんじ色のリクライニングシートもどこかで見たような、
なぜか懐かしいにおいがする。





 これは、昭和40年代以降、近鉄線を走っていた車両で、吉野行き特急専用車として活躍
していたものだ。
大井川鐵道にはSL以外にも、京阪線や南海線で活躍した車両など、全国で活躍していた懐かしい
電車が今も現役で活躍しているらしい。
さながら、「懐かしの車両博物館」と言ったところだ。(続)



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