2015年12月26日 山口県
岩国城 100名城
山口県岩国市横山
岩国城は、初代岩国領主吉川広家(きっかわひろいえ)によって慶長13(1608)年に作られた山城で、眼下を流れる錦川を天然の外堀にし、標高約200メートルの城山山頂に位置していました。
三層四階の桃山風南蛮造りでしたが、築城後8年で一国一城制により取り壊されました。現在の天守は、昭和37(1962)年に再建されたものです。岩国旅の架け橋より
※ロープで天守閣へ
▲木々の背後に石垣が見える
▲大手門から入城
天守閣より:錦川に架かる錦帯橋がよく見える
▼旧天守台
一国一城令による取り壊し後、幕府より石垣も破却するよう命じられ、天守台も破壊されました。しかし下部約1/4が地中に埋まって残っており、1995年 (平成7年) に古式穴太積 (こしきあのうづみ) 石垣が発掘復元されました。 岩国の観光より
▲空堀
▲北の丸
▼大釣井
この大井戸は、慶長13年(1608)築城と同時につくられたもので、非常時の武器弾薬等の収納をはかるとともに、敵に包囲されたり、落城の危機にさらされた場合の脱出口を備えた井戸であったとも伝えられている。
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