インドには八百万の神様がいるが、
その中でもヒンドゥー教には、
三大神という神様がいらっしゃる。
宇宙の創造を司るのが、写真左側のブラフマー神。
維持を任されるのが、写真中央のヴィシュヌ神、
破壊を担うのが、写真右側のシヴァ神と言われている。
この三神は究極的には同じ物で、
三神一体(トリムールティ)と言われている。

ひとつの宇宙が終わり、新たな宇宙が始まろうとしていた時、
ヴィシュヌ神が大海に漂っていた。
そのすぐ近くに光と共にブラフマー神が現れた。
ブラフマー神は自分より前にヴィシュヌ神がいた事に驚いた。
二人とも自分こそが宇宙の創造者であると譲らなかった。
その時、閃光と共に天にそびえる巨大なリンガが現れたので、
二人はこの果てを見極めた者こそが宇宙の創造者だと決めた。
ブラフマー神は白鳥に変身して空高く舞い上がった。
ヴィシュヌ神は猪に変身して海に潜った。
しかしこのリンガは、天にも海にも果てしなく伸びており、
見極める事が出来なかった。
すると大火炎と共にリンガの中からシヴァ神が現れ、こう言った。
「ブラフマーは私の右腰から、ヴィシュヌは左腰から生まれた。
大昔には一体であったものが三つに分かれたのである。」
これはシヴァ派の「リンガ・プラーナ」と言う神話である。
逆にヴィシュヌ派の神話では、話が逆になる。
ブラフマーはヴィシュヌのへそから伸びた蓮の花から生まれ、
シヴァは額から生まれた事になっている。
と言うわけで現代は、二大神への信仰が主流となっている。
その中でもヒンドゥー教には、
三大神という神様がいらっしゃる。
宇宙の創造を司るのが、写真左側のブラフマー神。
維持を任されるのが、写真中央のヴィシュヌ神、
破壊を担うのが、写真右側のシヴァ神と言われている。
この三神は究極的には同じ物で、
三神一体(トリムールティ)と言われている。

ひとつの宇宙が終わり、新たな宇宙が始まろうとしていた時、
ヴィシュヌ神が大海に漂っていた。
そのすぐ近くに光と共にブラフマー神が現れた。
ブラフマー神は自分より前にヴィシュヌ神がいた事に驚いた。
二人とも自分こそが宇宙の創造者であると譲らなかった。
その時、閃光と共に天にそびえる巨大なリンガが現れたので、
二人はこの果てを見極めた者こそが宇宙の創造者だと決めた。
ブラフマー神は白鳥に変身して空高く舞い上がった。
ヴィシュヌ神は猪に変身して海に潜った。
しかしこのリンガは、天にも海にも果てしなく伸びており、
見極める事が出来なかった。
すると大火炎と共にリンガの中からシヴァ神が現れ、こう言った。
「ブラフマーは私の右腰から、ヴィシュヌは左腰から生まれた。
大昔には一体であったものが三つに分かれたのである。」
これはシヴァ派の「リンガ・プラーナ」と言う神話である。
逆にヴィシュヌ派の神話では、話が逆になる。
ブラフマーはヴィシュヌのへそから伸びた蓮の花から生まれ、
シヴァは額から生まれた事になっている。
と言うわけで現代は、二大神への信仰が主流となっている。