シヴァ神とヴィシュヌ神は、インドを旅すれば、
そこらじゅうで見る事ができるのだが、、
ブラフマー神についてはあまり見かけない。
大昔には、シヴァ神やヴィシュヌ神が困った時に、
ブラフマー神が助けたとか、
ブラフマー神に命じられて魔人退治に向かったとか、
最高神としての威厳に満ちていた。
しかし現在のヒンドゥー教は、
シヴァ派とビシュヌ派に分かれており、
ブラフマー神への信仰は薄れている。
それはブラフマー神が、哲学的な観念(ブラフマン:梵)から
生まれた神であるためらしい。
(仏教では梵天と言われている。)

ブラフマー神の特徴は、顔が4面と腕が4本ある。
その4本の腕には、水壺、数珠、笏、ヴェーダ経典を持つ。
長老としてあがめられていたため、
写真の様に白い髪とヒゲの老人の姿で描かれる事も多い。
最初は顔が5面あったが、シヴァ神に1面を切り落とされ、
4面になったそうだ。
ある時、聖者がブラフマー神に尋ねた。
「世界の創造者は誰か?」
ブラフマー神は、自分であると答えた。
すると巨大な火炎と共にシヴァ神が現れた。
怒りに燃えたシヴァ神は、
ブラフマー神の首を切り落としてしまった。
ブラフマー神は、必死で謝ったため、
顔は4面になったが命は助かったそうだ。
宇宙の想像主とは思えない程に情けない話であるが、
神話の世界ではあまりいい役回りではない。
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【インドの神様】 ~三大神~
そこらじゅうで見る事ができるのだが、、
ブラフマー神についてはあまり見かけない。
大昔には、シヴァ神やヴィシュヌ神が困った時に、
ブラフマー神が助けたとか、
ブラフマー神に命じられて魔人退治に向かったとか、
最高神としての威厳に満ちていた。
しかし現在のヒンドゥー教は、
シヴァ派とビシュヌ派に分かれており、
ブラフマー神への信仰は薄れている。
それはブラフマー神が、哲学的な観念(ブラフマン:梵)から
生まれた神であるためらしい。
(仏教では梵天と言われている。)

ブラフマー神の特徴は、顔が4面と腕が4本ある。
その4本の腕には、水壺、数珠、笏、ヴェーダ経典を持つ。
長老としてあがめられていたため、
写真の様に白い髪とヒゲの老人の姿で描かれる事も多い。
最初は顔が5面あったが、シヴァ神に1面を切り落とされ、
4面になったそうだ。
ある時、聖者がブラフマー神に尋ねた。
「世界の創造者は誰か?」
ブラフマー神は、自分であると答えた。
すると巨大な火炎と共にシヴァ神が現れた。
怒りに燃えたシヴァ神は、
ブラフマー神の首を切り落としてしまった。
ブラフマー神は、必死で謝ったため、
顔は4面になったが命は助かったそうだ。
宇宙の想像主とは思えない程に情けない話であるが、
神話の世界ではあまりいい役回りではない。


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