カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ラームカムヘン大王

2007年04月17日 21時25分59秒 | タイ / THAILAND
さて新市街地からソンテウに乗って、
タイ最大のスコータイ遺跡群へ。
城壁内に36ケ所、外側に90ケ所、
小さな物を含めると300ケ所以上あるそうな。
総面積70k㎡ 
1991年に世界遺産に登録された。

           

この写真の像はスコータイ遺跡の中央にある、
スコータイ王朝の第3代王ラームカムヘン大王。
(1239~1317。在位は1279~1300年)
右手に経典を持ち、左手で人民に教えを説いている。

タイ人観光客は、まずこの像に参拝してから、
遺跡を散策する。それほど尊敬されている。

13世紀までカンボジアのアンコール王朝の支配下にあったタイは、
ジャヤバルマン7世の死後、
スコータイに最初の独立国家を建てた。

「ラームカムヘン」幸福の夜明け・・・
と言う意味の名前を持つこの大王は、
「水に魚あり、田には米あり」と謳われた王朝の絶頂期に在位し、
クメール文字からタイ文字を考案したり、
たくさんの偉業を成し遂げたらしい。

◆豆知識◆ 

<タイの3大王>

スコータイ王朝のラームカンヘン大王
アユタヤ王朝のナレースワン大王(1555~1605)
チャクリー王朝のチュラーロンコーン大王
       =ラーマ5世(1853~1910)

なお、スコータイ王朝は、
1438年頃にアユタヤ王朝の属国となった。
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