
旅の駱駝は行きました。」

私を乗せてカノイ村を出発した駱駝は、
約1時間後サム砂丘に到着した。
集落からは、しばらく舗装された道路を歩いて、
砂丘へ向うための脇道へ入る。


この辺りに住む人たちだけが利用するような道だ。
乾燥した地面には短い草が生えている。
この道の先・・・地平線の辺りは砂漠さのだろうか?
果てしなく続いているようにさえ見えた。
夕暮れが近いとは言え太陽は暑かった。
日陰など全く見えない。
駱駝使いのじいさんは、インド人にしては珍しく寡黙で、
ただ駱駝を引いて行くだけだった。
事前に英語などの言葉は通じないと言われていたが、
私程度のヒンディー語では会話にならない。
それにじいさんとは、この写真のように距離があった。
サービスで

仕方がないので自分で歌ってみたが、


キャメル・ライドの企画では、
砂丘で日没を待って日暮れを楽しむ・・・のだったが、




じいさんに戻ろうと言って帰って来た。
砂丘の入口で私の車が待っていて、そこで駱駝を降りた。
ドライバーがじいさんにお金を渡していた。
いくらなのか見ようとしたが見えなかった・・・。
お札が1枚だったような・・・。

100Rs、500Rs、1000Rsだが、
500Rs以上は考えられない。(1Rs=約2.5円)
50か100か




【インドの駱駝】 ~ ジャイサルメール① ~