
WBAウェルター級15位
WBCウェルター級15位
東洋太平洋ウェルター級チャンピオン
佐々木 基樹(帝拳)
30勝(19KO)7敗1分

東洋ウェルター級2位
日本ウェルター級6位
元・東洋太平洋ウェルター級チャンピオン
レブ・サンティリャン(石神井スポーツ)
25勝(18KO)4敗1分
写真右側:青色のトランクスが、フィリピン出身のサンティリャン選手。
写真左側:ピンク色のトランクス、佐々木選手の左フックがヒット。
今年2月にサンティリャン選手を下して、
王座を獲得した佐々木選手の2度目の防衛戦。
もしサンティリャン選手が勝てば、
なんと




1ラウンド:サンティリャン選手が左ストレートをボディ、
顔面にクリーンヒットさせロープにつめる。
佐々木選手も右ストレート、左フックを返すが単発。
(佐々木選手:9-10:サンティリャン選手)
2ラウンド:サンティリャン選手は左ストレートでボディを攻める。
佐々木選手は左フックで飛び込み左右フック、右ストレートを顔面へ。
サンティリャン選手はスピードがない。
(佐々木選手:10-9:サンティリャン選手)
3ラウンド:佐々木選手が左フックを振るいながら前進し距離をつめ、
左フックから右ストレートとヒットさせる。
サンティリャン選手もワンツーを返すが、
佐々木選手の力強い有効打が上回る。
(佐々木選手:10-9:サンティリャン選手)
4ラウンド:サンティリャン選手はワンツー、ワンツー、
右フックから左ストレートを出す。佐々木選手は前半はセーブし、
残り40秒位から怒涛のように攻め、
左フックから右ストレートを確実に当てる。
(佐々木選手:10-9:サンティリャン選手)
ここで、オープン・スコアリング・システムを採用しているので、
ジャッジの採点が公開された。
三者共に39-37で佐々木選手の優勢。
私も39-37で佐々木選手。
5ラウンド:佐々木選手が前に出てきて右ストレートから
左フック、左アッパーから右ストレートと当てる。
サンティリャン選手の動きが完全に止まった。
(佐々木選手:10-9:サンティリャン選手)
6ラウンド:佐々木選手は左フックから右ストレートを
再三ヒットさせる。サンティリャン選手はワンツー中心だがスピードなし。
(佐々木選手:10-9:サンティリャン選手)
7ラウンド:サンティリャン選手がワンツーで前進し、
佐々木選手を下がらせる。佐々木選手は疲れたのかと思っていたら、
残り40秒位から突然攻撃し始め、ロープにつめ連打でダウンを奪う。
サンティリャン選手は立ち上がるが、佐々木選手が勝機を逃さず、
2度目のダウンを奪うとレフェリーはノーカウントで試合を止めた。
2分43秒TKO勝利。
逆境に強い佐々木選手、2度目の防衛。

残り40秒からの怒涛の連打作戦、大成功。








東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ

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