WBC世界フライ級24位
OPBFフライ級チャンピオン OPBFフライ級1位
大久保 雅史(青木) ジョジョ・バルドン(フィリピン)
13勝(4KO)2敗1分 20勝(9KO)12敗1分
写真背中:白色トランクス大久保選手の左ジャブ。
写真顔:青色トランクスが、元東洋太平洋フライ級王者のバルドン選手。
史上初、日本ランキングに入らず、
東洋太平洋チャンピオンになった大久保選手。
前回の防衛線では負傷による引き分け防衛となったが、
今夜こそその実力が試される。
1ラウンド:ジャブの突き合いから大久保選手が左ボディ、
バルドン選手もワンツーと返すが大久保選手のヒットが多い。
(大久保選手:10-9:バルドン選手)
2ラウンド:大久保選手が前に出るところにバルドン選手の左ジャブ。
大久保選手は左ボディ。
(大久保選手:10-10:バルドン選手)
3ラウンド:大久保選手の左ボディブロー、
バルドン選手は左ジャブ、左フック。
(大久保選手:9-10:バルドン選手)
4ラウンド:距離がつまり打ち合いとなる。
強打のバルドン選手、手数の大久保選手。
(大久保選手:10-10:バルドン選手)
5ラウンド:打ち合いは大久保選手の手数が勝る。
(大久保選手:10-9:バルドン選手)
6ラウンド:バルドン選手がジリジリと前進するも、
大久保選手が軽いながらも連打する。
(大久保選手:10-9:バルドン選手)
7ラウンド:近距離からの細かいボディ、フック、
アッパーの打ち合い。大久保選手の手数が勝る。
(大久保選手:10-9:バルドン選手)
8ラウンド:頭をつけての細かい打ち合い。
(大久保選手:10-10:バルドン選手)
9ラウンド:バルドン選手は左ジャブから攻めて行くが距離が遠い。
大久保選手は小さく連打を当てる。
(大久保選手:10-9:バルドン選手)
10ラウンド:バルドン選手が前進。
距離が詰まって大久保選手の細かい連打。
(大久保選手:10-9:バルドン選手)
11ラウンド:もみあい。細かい連打の応酬。
(大久保選手:10-10:バルドン選手)
12ラウンド:もみ合うが大久保選手がバルドン選手を
ロープへ押していってボディ連打。
(大久保選手:10-9:バルドン選手)
私は119-113で大久保選手の勝利。
公式採点はジャッジ浅尾120-110、
フィリピンのジャッジが115-113、
アメリカのレフェリーが119-110、
3-0で大久保選手が防衛した。
メリハリのない12ラウンドは長く、疲れた。
バルドン選手は破壊力が感じられなかった。
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