WBC世界フライ級11位
日本フライ級チャンピオン 日本フライ級暫定チャンピオン
清水 智信(金子) 五十嵐 俊幸(帝拳)
13勝(5KO)3敗 7勝(5KO)1分
写真右側:オレンジ色のトランクスが清水選手。
写真左側:赤色の髪の毛が五十嵐選手。
清水選手は7月のWBC世界フライ級タイトルマッチで、
内藤選手に逆転KO負けし、これが再起戦となる。
その世界挑戦の間に暫定チャンピオンとなった、
東京農大の後輩、五十嵐選手との統一に挑む。
1ラウンド:五十嵐選手の出鼻に、清水選手が冷静に左ジャブ、
左フック、ワンツーと当てる。五十嵐選手は大振り。
(清水選手:10-9:五十嵐選手)
2ラウンド:五十嵐選手が前進すると見れば、
清水選手は左を当ててかわし、
入って来なければワンツーを当てる。
(清水選手:10-9:五十嵐選手)
3ラウンド:五十嵐選手が清水選手の周りを回る、
清水選手はワンツー主体。五十嵐選手が前進すれば、
左を上手く使ってで翻弄する。
(清水選手:10-9:五十嵐選手)
4ラウンド:清水選手のペース、五十嵐選手は空回り。
清水選手はワンツー、右ストレートから左フックを返す。
(清水選手:10-9:五十嵐選手)
5ラウンド:五十嵐選手が振り回して前進するがヒットは少ない。
清水選手も休んでいるのか手数を出さない。
(清水選手:9-10:五十嵐選手)
6ラウンド:清水選手が手数の減った五十嵐選手を、
コーナーにつめて連打。
(清水選手:10-9:五十嵐選手)
7ラウンド:五十嵐選手が前進するも大振り。
清水選手は右ボディブロー、右ストレートを顔面へ。
(清水選手:10-9:五十嵐選手)
8ラウンド:ようやく五十嵐選手の左ストレートが当たり出す。
五十嵐選手は左目をバッティングでカット。
(清水選手:9-10:五十嵐選手)
9ラウンド:五十嵐選手が前進するが、
清水選手が上手く足を使いかわしきる。
終盤、清水選手が連打。
(清水選手:10-9:五十嵐選手)
10ラウンド:清水選手が五十嵐選手の前進に合せて、
上下に打ち分ける。
(清水選手:10-9:五十嵐選手)
私の採点は98-92で新水選手の防衛。
公式採点はジャッジ浦谷98-93、山田98-93、
土屋98-92の3-0の判定で清水選手が防衛に成功した。
全般を通して清水選手の上手さが際立った。圧勝。
清水選手の応援団の方にお願い。
応援に一生懸命なのはわかるが、
ラウンド中に看板をかざしたり、立ち上がったりして、
全く試合が見えなかった・・・・・。
インターバル中に行うなど工夫していただきたい。
応援団の方は応援だけが目的のようで、
清水選手の試合が終わったら、ほとんど帰られていた。
また試合中でも後向きになって試合も見ずに、
応援されていた方も多かった。
私の様なボクシングファンは、
試合に賭ける選手の気迫や情熱や技術を
生で見たいがために会場に足を運んでいる。
もっと清水選手の戦いの真髄を見たかった。
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