住み良さ日本一をめざして― 上越市の戦略 | |
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私の故郷は新潟県上越市である。
生まれた当時は新潟県中頚城郡中郷村と言う、
人口6000人程度の小さな村であったが、
2005年の市町村合併で上越市になった。
私は隣の市の病院で生まれ、この中郷で育ち、
そして高校卒業まで居住していた。
言わば私の原点がこの中郷にあるのである。
現在6年生は29名、全校で159名との事で、
私が在校していた当時の半分以下になっている。
人口も4500人弱である・・・・。。
講演を依頼されたいきさつは、
8月からインドで学生になるのだが、そのために卒業証明書が必要で、
母校に連絡したのがきっかけだった。
過去にもノルディック複合の萩原健司さんやサッカーの松木安太郎さん、
新潟県妙高市出身のクロスカントリースキーの恩田祐一さん、
などが講演しているらしいが・・・
いや・・・そんな大物じゃありませんから。
校舎から見える夕日ケ丘を回るマラソンコースがあり、
休み時間になると競って走ったものだ。
年間を通した周回数が学年で3位内に入るとワッペンがもらえるのだが、
在学中に1回だけもらったことがある。
子供たちにとってインドは遠い国であり、
インド=カレーというイメージしか持っていなかったようだが、
インドの人々の職業にスポットを当て、
この18年間に撮った写真を見せて話をした。
生徒たちも興味を覚えたようで積極的に発言をしてくれたおかげで、
時間をオーバーしてしまい、給食の時間も質問が途切れる事はなかった。
私は年前にインドへ移住してはいるが、
子供の頃には全く予想していなかった。
つまり・・・準備ができていなかったのだ。
今でも切実に思うのは英語ができれば・・・と言う事である。
とりとめのない講義になってしまったのだが、
声を大にして言いたいのは、
「英語を勉強して世界に出て欲しい。」
と言う事である。
講演の様子は地元の上越タイムスにも載った。
後日、みんなからの感想文が送られてきた。
そこにはキラキラと目を輝かせ、
気持ちを高ぶらせている様子が現れていた。
この中から世界で活躍する人が出て欲しいと心から期待している。
(教頭先生の許可を得て記事にしています。)
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