【インドの世界遺産】 ～ ラージャスターン州の丘陵要塞群 ～ ③

あらら・・・人っ子一人もいない・・・・。
看板もないし、どっちに行けばいいのか解らなかったが、
オートのおっちゃんが一緒だったので、
案内と言うほどでもないが出口が解らなくなる事はないだろうと思った。

観光客は１人もいなかったが、所々に警備員がいた。
迷子になる人もいるよ、きっと。



こんな石畳の道を進んで行くと宮殿があった。
中は特にこれと言って見所はない。

　

上に上がると城の奥の部分が見えたが、
ここには行けなかった。入れるのは入口周辺だけだった。



進んで行く・・・・。小さな宮殿があった。
しかし案内板がないので何だかさっぱり解らない。

　

お・・・川だ。オートのおっちゃんは一緒には来てくれるが、
案内にはならなかった。まぁ期待してなっかったけど。
川に面した城壁を観て、なんだこれだけか・・・ちょっとガッカリ、
でも２５Ｒｓだからな・・・などと思っていた。



まだ行っていなかった方へ何の期待もなく行ってみた。
　

そうしたら・・・・目の前が開けた。
写真だと美しさが半分も伝わらないのが残念であるが・・・・



人工物である城壁と自然の織りなす見事な景色がそこにあった。
乾季で川の水は少なったせいで川底も向こう岸の岩場も見えた。



インドのいろんな場所へ行って自分の目で見た経験から解った事だけど、
人工物は自然の作り出した景色には勝てない。

タージマハルは確かに美しい。
エローラやアジャンターの石窟も素晴らしい。
しかし・・・・３５００ｍを超すラダックの景色や、
ダージリンから観たカンチェンジュンガの景色には勝てない。

人工物と自然物からなる複合的な景色では、
チットールの城から観た景色と共にガグロンフォートの景色は
「私的、死ぬまでに見たいインドの絶景ポイント。」に登録。


にほんブログ村