カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

イマ・マーケット(インパール)。

2019年03月02日 21時21分59秒 | 東北インド / NORTH EAST INDIA
マニプル州の州都インパールのカングラ・フォートの近所に、
とっても魅力的なマーケットがある。その名はイマ・マーケットである。

イマ=今だとすると無茶苦茶ナウい(死語)マーケットなのかもしれない。
居間だとすると家にいるような居心地の良いマーケットなのかもしれない。

しかし・・・そんなわけはない。
イマと言うのは日本語であるわけはなく、マニプル語である。
それは・・・お母さんと言う意味である。
なのでマーケットには女性の売り手しかいない。
それもお母さんなので若い女性はいないのであった。
そう・・・子供に手がかからなくなった40代以上かな。
世界最大の女性だけで運営されているマーケットとの事。



パッと見て思ったのは雰囲気的には、
シッキムの州都ガントクにあるニュー・マーケット、
シンガポールのリトル・インディアにある
ティッカ・センターに似ていると言う事だ。
足を踏み入れてまずは飲食物の臭いが立ち込めている。
野菜や魚や肉の臭い・・・これ暑い時期はキツイと思う。

 

左側の赤くて長いのは天然のウナギらしい。
おばちゃん達はみな陽気で
大きな魚を抱えて写真撮影を要求してくる。



どこまで行ってもおばちゃんしかいない。



これは納豆の包み。



たけのこ(左)と何に使うのか解らない木。

 

マニプルの燕三条(洋食器や金物で有名な新潟県の街)か?
金物屋もある。



建物の外の路上にまでお母さんがあふれている。
魚の佃煮や干物。家で焼くと酒の肴にいいらしい。



隅々まで見る事ができ楽しかったと思うが、
まぁ活気あふれる入口だけでも楽しい。
戦争関係以外の見所が少ないインパールでは、
数少ない観光の場所であろう。
力強い女性のエネルギーを感じたのであった。

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コメント (2)
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