4団体統一世界Sミドル級王者 4団体統一世界Sウェルター級王者
サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ) ジャーメル・チャーロ(アメリカ)
59勝(39KO)2敗1分 35勝(19KO)1敗1分
同じ4団体統一チャンピオンであるがカネロ選手の方が2階級上。
2階級と言えば5Kgの違いがある。普通に考えれば階級が上の
カネロ選手の優位はゆるぎない。
しかしチャーロ選手の方が身長でもリーチでも勝っており、
戦前の村田諒太氏の解説のように一方的にはならないのか。
写真左側:グレー色のグローブがカネロ選手。
写真右側:シルバー色のグローブがチャーロ選手。
1ラウンド:手を出さすに探り合い。チャーロ選手が左ジャブを伸ばす。
カネロ選手がプレッシャーをかけてロープに詰めてガードの上から、
左右のフックを放つ。チャーロ選手は左ジャブを出して回るが、
カネロ選手のプレッシャーが強い。
(カネロ選手:10-9:チャーロ選手)
2ラウンド:カネロ選手がガードを固めて前進しコーナーへ詰めて
強烈な右フック。チャーロ選手は左ジャブからワンツー、左ボディ。
ロープに詰めて右フック、左ボディ。チャーロ選手は左ジャブ。
(カネロ選手:10-9:チャーロ選手)
3ラウンド:カネロ選手が前進し、チャーロ選手は左ジャブ、
カネロ選手がロープに押し込んで右ボディ。チャーロ選手は脚を使い、
周りながら左ジャブ、カネロ選手がロープに詰めて右を下から上へ。
チャーロ選手は左ジャブから右ボディ。カネロ選手は左ボディから
肥大フックを顔面へ。カネロ選手のペース。
(カネロ選手:10-9:チャーロ選手)
4ラウンド:前進するカネロ選手、チャーロ選手は下がりながら左ジャブ。
カネロ選手は左ボディからロープに詰めて左フック、右フックを強振。
カネロ選手は余裕をもって前進を止めない。
(カネロ選手:10-9:チャーロ選手)
5ラウンド:カネロ選手がガードを固めて前進し左フック。
チャーロ選手は左ボディから右フック、左ジャブを出して回るが、
カネロ選手のプレッシャーから逃れられない。
(カネロ選手:10-9:チャーロ選手)
6ラウンド:チャーロ選手は重心を後ろにかけアウトボクシング、
フットワークを使って左ジャブを出して回るが、カネロ選手は
コーナーに詰めて右フック、クリンチに来るところに右アッパー。
(カネロ選手:10-9:チャーロ選手)
7ラウンド:チャーロ選手は左ジャブで回る。カネロ選手が前進し、
右フック。チャーロ選手は右アッパー。カネロ選手の右ストレートで、
チャーロ選手はこらえきれずにダウン。カネロ選手が詰めワンツー。
チャーロ選手は左フック、左ボディ。カネロ選手のワンツー、左フック。
(カネロ選手:10-8:チャーロ選手)
8ラウンド:カネロ選手が詰める。チャーロ選手は脚を使って回る。
カネロ選手がコーナーに詰めて右フック。チャーロ選手は左ジャブ、
右アッパー。カネロ選手の左ボディ。
(カネロ選手:10-9:チャーロ選手)
9ラウンド:カネロ選手が前進、チャーロ選手は左ジャブから
ワンツー、左フック。カネロ選手がロープに詰めて右フック、
ワンツー、左ボディ。止まらない。
(カネロ選手:10-9:チャーロ選手)
10ラウンド:チャーロ選手は左ジャブからワンツー。カネロ選手が
詰めて右アッパー、左ボディ。
(カネロ選手:10-9:チャーロ選手)
11ラウンド:チャーロ選手の左ジャブを出すが、カネロ選手が
コーナーに詰めて右ストレート、左ボディ、右フック。
(カネロ選手:10-9:チャーロ選手)
12ラウンド:チャーロ選手は左ジャブ、カネロ選手が前進して
左アッパー。チャーロ選手は左ジャブから左フック、カネロ選手の
ワンツー。チャーロ選手は左ジャブからワンツー。
(カネロ選手:9-10:チャーロ選手)
私の採点は119-108でカネロ選手。公式採点は119-108、
118-109が2者。3-0の判定でカネロ選手が防衛した。
実は私、カネロ選手の試合を初めて観たのだが、
あの前進するプレッシャーは壁が迫って来るように見える。
無駄なパンチがなく全てのパンチが重くて強い感じ。
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