カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

仏教の八大聖地を訪ねる。

2020年03月08日 22時48分59秒 | インド / INDIA

仏教における聖地はインドとネパールに合計8ヶ所ある。
釈迦が生きていた当時はインドとネパールに国境はなかった。

釈迦は紀元前5世紀に北インド釈迦族の王子、
ゴータマ・シッダッタとして生まれ、
出家し修業の末に悟りを開き仏陀となり仏教の開祖となった。

仏教には八大聖地と呼ばれる場所がある。
それは下記の通りである。

① ルンビニ    :生誕の地
② ブッダガヤ   : 悟りの地
③ サールナート  : 初転法輪の地
④ ラージギル      :  布教の地
⑤ シュラヴァスティ: 教団本部の地
⑥ ヴァイシャリ  :最後の旅の地
⑦ クシナガラ      :入滅の地
⑧ サンカーシャ  : 昇天の地

このうち①~⑦は伝記にまつわる遺跡のある所であるが、
⑧だけは伝説に基づいた場所である。
①は現在のネパールに、②~⑧はインドにある。

①②③⑦を四大聖地と呼ぶ事もある。
私は①~⑦までは既に行った事があったが、
⑧だけはその他の7ヶ所から離れており残っていた。
今回ようやく八大聖地を制覇した。

行ってみて思ったのは、やはり・・・・
①~⑦は伝記にまつわる遺跡のある所なので、
十分見ごたえがあった。
⑧は伝説の場所であるので・・・
他の7ヶ所に比べると規模も残されている物も、
イマイチなのは否めなかった。
遺跡と伝説ではこれほど違うのかと思った。

サンカーシャはウッタル・プラデシュ州にある。
現在はサンキッサと言った方が通りが良い。
鉄道を使ってもバスを使ってもアクセスが悪い、
小さな村にあるので私は思い切ってアグラから車で行った。
片道4時間はかかるがデリーから日帰り可能だ。
鉄道やバスを使えばまる2日はかかる。
ヘタするとバスの時間がなく2泊せざるおえない。

行ってみて解ったのは(罰当たりかもしれないが)、
時間と費用をかけて行くほどの所でもない。

これから、その八大聖地をおさらいする。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【デリーの乗り物】 ~ プリ... | トップ | ルンビニ:釈迦誕生の地。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

インド / INDIA」カテゴリの最新記事