2020年の作品、タイトルはヒンディー語で「情夫」。
間男や内縁の夫などもこう呼ぶようだ。まぁ良い言葉ではないので、
覚える必要はないと思われる。覚えた所で使えないし。
<ストーリー>
マハラシュトラ州の田舎、少年はガートで沐浴をし、
祖母と一緒に家に戻る。そして母親に見送られて学校へ行く。
学校から帰って来ると家の扉が閉まっており、
祖母が中に入ってはならない。外へ行けと言う。
母親を呼び扉を叩く少年、すると母親が出てきて小遣いを渡す。
少年は小遣いを持って街角の屋台でスナックをつまむ。
それを見た大人たちが「ダガド」と呟くが、
少年には意味が解らない。
どうやら母親の所へ男が来ており、祖母が見張りをしている。
少年は邪魔をしないように小遣いを渡されたと言う事らしい。
確かに父親はいない家庭の様だったが、こう言う商売をしている、
女性達だけの集落なのかもしれない・・・。
少年が帰って来ると祖母が少年を膝に抱きかかえ、
帰って行く男が見えないようにサリーの裾で顔を隠す。
おそらく・・・そう言う商売をしている女性だけの集落であろう。
先祖代々、女性と生まれたからには家業を受け継ぎ、
男性はある程度の年齢になったらどこかに行くのだろうか?
こう言う世界が普通に存在しているインドって凄い。
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