八丈島のおいしい暮らし

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簡単!焦げない照り照り鯖の味噌煮

2006年11月14日 12時38分04秒 | 役立つお料理のワザ!
本日、2つ目の記事です。
先の記事でご紹介した「鯖の味噌煮」を簡単に照りよく仕上げる作り方です。

実は昨日、わたしの若いお友だちが、彼女のブログに鯖味噌をUPしました。
若いのに鯖味噌を作るなんて、素晴らしい
おねいさんは、お料理を作る若い女の子が大好きだから、すぐに応援したくなるの。
彼女のブログに「あと今一歩!」と書かれていました。たしかにそうかも。
お料理は、その一歩がわかると、ぐんと上手に楽しくなります。
だから、その一歩を応援するポイントをここでご紹介しますね。


「海風流の鯖の味噌煮」

以前に、「役立つお料理のワザ!」 カテゴリ 「目鯛のあらの煮付け」
にも書きましたが、魚の煮付けが上手にできない方は、
たいていお水の入れすぎが多いんです。

水分の多い煮汁で魚を煮ると、煮詰まって煮汁がおいしくなる頃には、
魚に火が通りすぎ、魚から水分が抜け、ぱさぱさした煮魚に仕上がります。
魚は、煮すぎたらおいしくありません。魚の煮上がり時間を考えて、
煮汁を最初から濃い目にしておくのがポイントです。


失敗する多くの方は、水を多く入れた上に、煮汁が煮詰まるまで待てずに
魚を上げてしまう。それで、なんだか水っぽい煮魚になるわけです。



「あさぬま」の2枚おろしの鯖です。片側には、中骨が付いています。
先日作った「鯖のカレー風味揚げびたし」では、この中骨を取って使いましたが、
鯖味噌のときには、つけたまま使います。



海風流の簡単!焦げない照り照りの鯖味噌煮は、こんにゃくも使いますよ。
今月はこんにゃくもお買い得ですから、どんどん使ってくださいね。



こんにゃくは、波型の斜めそぎ切りにします。
包丁を上下に細かく動かしながら、そぎ切りにするだけです。
やってみたら簡単なので、やってみてね。
こうすると、こんにゃくが鍋肌につきにくくなる上に、味もしみやすいんです。



味噌煮のお味噌は、赤だしがおいしいですよね。今日はこれを使いました。



できたら、底浅の口の広いお鍋を使うといいですよ。
煮魚の好きな方は、こんなお鍋をひとつ買っておくと便利です。

[作り方]
酒、砂糖、赤味噌、醤油、生姜(今日はおろし生姜を入れてます)を入れ、
水は、煮汁が焦げない程度に、少しだけ入れて沸騰させます。
(その分、お酒を多めに使います)
水を入れすぎなければ、すぐに煮汁が泡立ってとろんとしてきます。



すかさずすぐに、こんにゃくを入れてください。
鯖の下にこんにゃくを入れることで、鯖の身が鍋肌に直接触れないので、
焦げ防止になります。



すぐに鯖も入れましょう。片側を三枚に削ぎ切りし、十字に包丁を入れてあります。
焦げないとはいえ、煮汁が濃い目ですから、手早くしないと焦げますよ。(笑)



アルミ箔などで、必ず落し蓋をしてから、お鍋の蓋もして煮ます。
煮汁が吹きこぼれず、魚には回るぐらいの火加減に調整してね。
煮汁が濃いので、お鍋の傍を離れずに、ちゃんと見張っていましょうね。
お鍋の蓋を開けてみて、煮汁が魚の表面に回ってなかったら、
煮汁をすくって、二度ほど魚にかけてあげましょう。
万一、煮詰まりすぎて焦げそうになったら、お水を少しだけ足すこと。
5分~10分ぐらいで出来上がります。

魚の煮物は、お砂糖を(甘いかな?)と思うくらいに入れたほうがおいしいです。
とろんとした照り照り煮汁を上からかけて、こんにゃくもとってもおいしい
秋の味わい、「鯖の味噌煮」をどうぞ召し上がれ。
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煮物が食べたい!30分で一汁三菜

2006年11月14日 10時40分24秒 | 野菜・きのこ料理
みなさま、おはようございます。海風おねいさんです。
寒くなってまいりました。煮物のおいしい季節です。
おねいさんは、昨夜は煮物が食べたかったの。
でも、いろいろあって、ごはんを作る時間が押してしまいました。
そんなとき、「あさぬま」のお惣菜に頼る手もありますが、
ご飯を炊飯器で早炊きする30~40分の間に、
がんばれば、けっこういろんなもの作れちゃうんですよね。
だから昨夜は、「一汁三菜煮物ごはん」に、30分で挑戦するつもりで、
息子にタイムを計らせて、ハチマキ締めてがんばりましたよ
海風流前向き発想法とでも申しましょうか。
こうすると、いつも楽しくお料理できちゃうのよね。


「鯖の味噌煮」

煮物が食べたい夜のメインは、「鯖の味噌煮」でした。
照り照りのたれが、おいしそうでしょう?おねいさんのお得意料理です。
この「鯖の味噌煮」の作り方は、この後、引き続きの記事で詳しくご紹介。


「カレー風味肉じゃが」

じゃがいもはすぐに煮えるので、時間のないときの煮物に便利。
人参は小さめに切って、火の通りを早くしてあります。
普通の肉じゃがにカレー粉を少し入れるだけで、
いつもと違った風味のお料理が楽しめますよ。


「大根の鶏そぼろスープ煮」

今日の一汁には、このお料理を数えてあります。
大根は縦に四つ割りにし、乱切りにして使います。
厚手鍋にサラダオイルを引いて、鶏挽き肉を菜箸数本でかき混ぜながら炒り、
そこに熱湯とスープの素、大根、クレイジーソルトを入れて煮るだけです。
大根に火が通ったら、片栗粉の水溶きでとろみをつけます。


「あり合せサラダ」

時間のないときには、冷蔵庫にあるものを切っただけのサラダ。
ドレッシングは、胡麻油とポン酢のみ。これが十分においしいんです。
わが家で気をつけてるのは、なるべく海藻類を使うこと。
お腹の調子をすっきり調えるのに、海草は一番いいような気がします。
ワカメは特売の安いのを買うことも多いけど、これは徳島産のいい生ワカメを
フンパツしています。歯ごたえと味がぜんぜん違います。

さて、ここまでで、35分かかりました。
若干のタイムオーバーは、うちにはガスコンロが2台しかないので、ご勘弁。
3台あったら、30分内で絶対に作れたわ!というのは、言い訳。

写真が多くなってしまったので、今日は記事をふたつに分けました。
簡単、焦げない照り照りの「鯖の味噌煮」の作り方は、次の記事へ続く。。
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