八丈島のおいしい暮らし

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芋をきしょげる

2006年11月26日 10時48分44秒 | 島料理/島の幸
みなさま、おはようございます!海風おねいさんです。
八丈島地方のみなさま、本日は大賀郷小学校で2:30PMより、劇団たからじまによる
「アラジンと魔法のランプ」のお芝居がありますよ。入場は無料です。
観に行かれますか?おねいさんも観に行きたいなぁ。

さて、今日は島の里芋のお料理です。
八丈島の里芋には、「なんきん」「あかめ」「わせいも」と種類があり、
どれもほんとうにおいしいんですよ。島の隠れた名産品です。


「今日の中之郷のお弁当のために青果部がきしょげ中のお芋」

昨日、「あさぬま」へ行きましたら、裏で青果部の方々が、
山のような里芋(なんきん)を前に、芋をきしょげておりました。
今日は中之郷でお祭りがあり、大量のお弁当の注文があったために、
お弁当に入れるお芋の下ごしらえをしてたんですね。

「きしょげる」とは、皮をむかずに、包丁でこそげおとしていく作業をいいます。
たぶん「こそげる」からきてると思われます。島言葉です。
島のお芋は、皮をむいたらダメ。きしょげないと、おいしくないんです。
煮たお芋が冷めたときに、表面に一枚薄皮がついてるように、
表面がぱっつりしてるお芋の煮付けがおいしいから。
皮をむいてしまったのでは、この食感が楽しめません。



おねいさんも昨日はお芋を煮たくなり、きしょげましたよ。


「島の里芋の煮付け」

これは(時間がなかったので)煮てすぐに写真を撮ったものです。
だから表面がまだぱっつりしてません。島のお芋は冷めてからがおいしいんです。


「島の揚げ里芋と青梗菜のあんかけ」

これは小さめの里芋を油で素揚げして、青梗菜のあんをかけたものです。
鶏のそぼろあんにしてもおいしい。大好きなお料理です。

TB大賞のために、TBしやすいお料理をと考えていましたが、
昨日は成り行きでお芋を煮ました。
みなさまも、ときにはお芋をきしょげてみませんか?
コメント (21)
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