雀の手箱

折々の記録と墨彩画

模索の跡

2013年03月28日 | すずめの百踊り

 3月の提出作品のために、いろいろと模索した跡をとどめておくことにしました。

 椿は私の好きな筒咲きの白花は終わってしまって、大きな華やかな椿に対峙していて、なかなか気が乗らずに、終には藪椿を墨で遊んでしまいました。

 土佐水木は全面に配置した枝を、煩わしいと感じたので必要な部分だけを残して墨でつぶしてみました。                                                                       

 もうすぐ連翹忌の高村光太郎への思い入れがあって、写生から入って、とうとう小さな枝先だけになってしまいました。これはまだ絵になっていません。

 先日の馬酔木には筆を加えて落款を押しました。

 楽屋裏の、ラフなものから、遊び心に逃れたものまで、すべて自分の歩みを残してUPしました。

春の花ばな