連休初日の今日は快晴で、気温も24度とありがたいお日和のうえに、病院行きも休みなので、家から20分以内、あまり歩かずにすみ、車の停めやすいところという条件で、選択したのが、宗像の浄光寺の藤ということになりました。
お寺の駐車場に車を停め、天然記念物の境内の藤を心ゆくまで堪能しました。吉祥寺という藤で有名な場所が区内にありますが、高い石段と大勢の見物客で、駐車が困難なので、ここを選んだのは正解でした。地元の人々の心配りで椅子まで設置されていて、何よりも平地なのがありがたいことです。それに駐車も無料ですから。
1時間ほど散策して、お昼近くなったので帰途につきましたが、途中の海鮮料理の店はどこも予約で満席と断られました。仕方なく時間も早いので、まだ花を見たことがないというあるじと、ヒトツバタゴの花を見に、芦屋に向かいました。岡湊神社の境内に植えられた200本余の木々はすっかり大きくなって、天然記念物指定の名に背かない存在感を示していました。
なるほどこの群生で自生していれば、「海照らし」という対馬での呼び名も頷けます。あまり知られていないのか人出も少なく、お目当ての昼会席も口にできました。
ヒトツバタゴは植物としての正式名称で、通称は「なんじゃもんじゃ」の木と呼ばれています。かの水戸黄門の言葉から生まれた名前とか。一度聞いたら忘れない愛称です。
浄光寺の藤
岡湊神社のヒトツバタゴ