雀の手箱

折々の記録と墨彩画

深み行く秋

2015年11月20日 | すずめの百踊り
 華やいだ梢が幻想だったように芙蓉は枯れて、大きな葉もことごとく振るい落とし、綿にくるまれた種が弾けて飛び出しそうです。枯れてなお命をはぐくむこの姿が好きで今年も描いてみました。
 むかごは今はすっかり黄一色の葉に変化していますが実の付いていたころを思って遊びました。いささかしつこくなってしまいました










 大きな蕪
 大好きな大蕪。上等の出し昆布を奮発して薄味でいただきました。歯が弱っている主人にも、火を通すと軟らかくなる蕪は好評で、スープ仕立てもコンソメでいただくのが好みです.むかごご飯にもよく合います。
 おなかに納まった後で描いてみた蕪です。順に整理したつもりですが・・・・















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2 コメント

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完成! ()
2015-11-26 09:40:57
 枯れる芙蓉 零余子の景色 瑞々しい蕪には勢いや大きさを感じます。どれも生命力あふれる完成された作品で、プロの域に達したとお慶び申しあげます。 雀さんの心を映している作品。 遊びながら、 真剣なお姿が浮かびます。
 見あげる雀さんはまだまだ…と 更なる飛躍を目指しておられるのでしょう。 刺激をいただいて励みになります。ありがとうございます。
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迷い道 (ふくら雀)
2015-11-26 17:11:40
不足のない年齢になってなお腰の定まらぬ迷い道をさまよっています。
欲深の絵と酷評された後遺症を引きずって、捨てきれないものを抱えてうろうろするのを恥じてはいるのですが・・・・・

蛙さんに褒められるとほっとします。もっと素直に必要なものだけ見つめられるといいのですが。
いつも勇気づけられています。

急に冷え込んで、病院通いが億劫になりますが、庭の紅葉に励まされて明日も出かけます。
お体を大事になさってください
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