雀の手箱

折々の記録と墨彩画

宴果てて

2015年12月20日 | 塵界茫々







 雨に打たれて散り敷く楓の厚い絨緞。落ち葉を踏んで軽い音のかそけさを愉しんだ風流も余裕もなくなり、容量を減らしてから裏に運び、谷に落として土に帰すことにしようと、放置しています。
 風に舞う楓のとりどりの色を愉しみ、散り敷く変容の風流もまたよしと喜んだものでしたが、今は彩りの宴の後始末も大変になりました。
 ニシキギも鮮やかな彩りの細やかな色のアートも今は寒々しく葉の数もめっきり減り、個性的な幹や、細い枝の細やかな細工が面白い形を見せて年の瀬へと急ぐ慌ただしさを見せています。







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