雀の手箱

折々の記録と墨彩画

忌明け

2009年09月26日 | 日々好日
 早いもので、今日は八月のはじめになくなった従兄の49日法要でした。よく通る住職の読経の声を聞きながら、故人の在りし日のことを思い浮かべていました。

 1時間余りの法要の後、都心の料亭に移動して、和食懐石のご馳走を頂きながら、お酒が入るにつれ、故人の過ぎし日のあれこれがこもごも語られます。
 町医者として、地元小学校校医として、誠実に過ごしてきた証しの出来事や、好きだったお酒も11時の門限を自ら課して自分を律し、明日の診療のために帰途についていた話など、いつも一緒していた人たちの口から具体的に語られました。

 会場の舞台に飾られた遺影が、穏やかで優しい目で笑っていました。




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