1週間でさらに季節が進みました。明日はもう「大雪」北国では雪の映像が流れていました。
遅れていたもみじも黄緑からの美しいグラデーションだったのが赤く色付き、ニシキギの紅葉も一段と色冴えて寒風の中で季節を告げています。
裏の椿谷では藪椿が早くも花を開きはじめ、次々に蕾もほんのりと薄桃色をあらわにしてきました。
水仙もそれとわかる蕾が頭を垂れ、蝋梅も今年はお正月あたりが満開になりそうな気配で、小さな蕾の頭は黄色くなってきました。
甘夏柑や、金柑も日増しに黄色が濃くなってきています。これらの色づきは師走の所要の片付けを急き立てるようで、気忙しさがつのります。
巷ではクリスマス仕様の飾りが華やかにウインドウをいろどる季節ですが、老い二人の暮らしには無縁です。病院の受付のカウンターや、待合室のツリーの電飾に華やぎを感じて、少しだけ気持ちも弾んでいます。