雀の手箱

折々の記録と墨彩画

稽古始め

2012年01月11日 | すずめの百踊り

 歩きにくいし、みんなに見てもらえる提出作品も少ないので、欠席を考えましたが、お正月の稽古始めから「何せうぞくすんで一期は夢よ」と気をとり直して出かけていきました。
みなさんからの刺激を期待しての思いもありました。
 
 今年の迷走はどちらへ狂うことやら・・・杖を突いてのあてどない琳派の迷い道です。
 (提出は3枚のみ。2,3番目はそれぞれ2枚目に描いたものを提出しました。)











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4 コメント

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立体感 (渚一号)
2012-01-12 21:39:04
最初の作品は秀作と思います。
後の2作品とは別人のように感じるのは、小生だけでしょうか?
作品の巧拙を云々しているのではないです。


パッと眺めたとき、その立体感がハートを打ちます。
it hit me at the heart。
心が膨らむような大らかな気分へ導く。
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迷い道 (ふくら雀)
2012-01-13 06:34:05
最初の椿には「そとは雪」と入れるつもりでしたが余計なことかと止めました。私は3枚目が気に入りなのですが、あまり評判はかんばしくありませんでした。
槍梅は乾山まがいの習作で今気が向くと何枚も書いているものの中からです。枝が行儀悪くなったので、やたら花を咲かせてみましたが、ごまかしはいけませんね。
何分、指導者は、失敗作を破棄することを禁じます。そこから絵を作るように、それが勉強と。欠点を長所に変えろと仰せになるので。
1枚でもお気に召せばさいわいです。
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琳派 ()
2012-01-13 15:25:17
 新春を寿ぐような椿… 会心作に拍手を贈ります。観察と審美眼、黒が味わい深い、花のふくよかさが際だっています。立体感は洋画にも通じて。先の南天と椿はおなじ画風ですね、こちらも大好きです。

 やはり琳派に向かわれる、元気のもとですから存分にお楽しみください。琳派の奥深い表現も、俳画や墨画もむずかしそう。
 門外漢のつぶやきを、いつもこころよく受けとめて下さってうれしいです。ことしもたくさんの刺激をくださいね。
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寄り道迷い道 (ふくら雀)
2012-01-13 21:25:28
これもとあれもと欲深の雀、舌を切られるかもしれませんね。
それでも、愉しんで迷い道をうろうろすることでしょう。
今日も留守番で邪魔が入らない一日を、足の不自由を逆手に、墨を相手に紙に様々な遊びを試みていました。
蛙さんの冬の飛鳥の旅から、その詩情だけをいただいて絵にしてみましたが、抽象は今一つ納得の結果が出ません。そのうちに何とかまとめるつもりです。
今年もお互い頑張って絵に向かいましょうね。
いつも応援歌に元気を奮い起こしています。
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