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うどんの花里@高島市新旭町:冷やしうどん&かけうどん

湖西方面になにか良さげなお店がないかいな?とあれこれ検索してたら浮上してきたこのお店。
完全手打ちの包丁切り、水は地元の地下水使用。しかも、あの「針江の生水」の直ぐ近くではないか。
で、コレはイカネバでシャッター&ポール。
メニュー表に掲載されていた数々のスペック。要するに、非常にこだわってるってコトね。
メニューはいろいろあるが、かなりコストパフォーマンス高めの設定。ヒヤとアツの二杯食いが気軽にできるところがアリガタイ。そこで早速「冷やしうどん」と「かけうどん」を注文。注文後に麺を茹でるシステムなので、12分程度かそれ以上待つことになるのは織り込み済み。
先に出来上がってやってきた「冷やしうどん」。
香り高いツユにざっくり刻まれたネギ、たっぷり目のショウガ。
氷を加えた冷水に浸して提供される麺。ツユに浸して啜ってみると、かなり太くて、なかなかの剛麺。ヒヤでいただくとかなりカタイ食感。冷涼感は言うことなし。
「冷やしうどん」をほぼ平らげた頃に、「かけうどん」を出してくれた。「かけ」ながら、デフォルトで刻んだお揚げさんをちょこっと乗っけてくれる。セルフの天かすがあればありがたいところだが、このお店、大将がお一人でやっておられることもあって、揚げ物の類はやってない様子。
ヒヤだとかなりカタメに感じた麺だが、温い状態のを味わうといかにも剛麺という感はかなり和らぐ。うどんダシは天然素材でこだわってやっている感はひしひし伝わってくるが、若干薄味傾向。そこに魅力を感じる人にとってはとても良いかも。違う表現を用いれば、無化調のラーメンで、ともすれば、なってしまいがちなある種の物足りなさのような感じ。
ここの大将、この地にお店を構えるまでにいろいろなストーリーをお持ちの様子であることはネット上の情報からうかがい知ることができるが、ここにお店をオープンさせてからも、石臼挽きの小麦粉を炒ってから使う方法に変えてみたり、土日限定で全粒粉配合麺を提供するようにしてみたりとか、果敢にいろいろ取り組まれているようだ。この日は日曜日だったのでその全粒粉麺も選択可能だったが、今回は初訪だったのであえてノーマルの麺を注文した。 麺の強さに比して、ダシの味わいの控えめに感じたりとかいう点はあったが、このお店、また行って、味わってみるに充分値するお店だ。直ぐ近くにこれまたイイ感じの豆腐屋さんもあるし、高島のあの界隈の、湧き水の豊かさを愛でに行くオプションを加えての小旅行もきっと、楽しいだろうし。
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