中華上上@守山市守山6丁目:四川風辛味そば&more

中華麺を用いた麺料理を味わうならば、やっぱりラーメン専門店がイチバンでしょ…と、長年そういう考えでいたが、近頃その考え方が変わってきたのかも知れない。視野を少し広げてみれば、面白そうな世界はまだまだ身近なところにもあるようだ。
と、いうことでこの日訪れたのは御当地で人気の街中華。
お店玄関のところに「本日のLunch」、四種のメインを選べる中華弁当。
店内、ほぼ満席。今回、三人組で訪れた私たちは丸テーブルの小上がり席に通していただいた。小上がり席といっても、足元は掘り炬燵様になっているので、足元は楽ちん。まず、気になったのは汁なし担担麺と上々特製まぜそばの二種。どちらも太麺仕様の様子。
夏季限定の冷麺も、いわゆる「冷やし中華」的風味と思われるものと、和風だしに梅肉のものと、二種がある。コレもそれなりに、気にはなった。
さらに、冷やし担々麺…暑い日にはコレ、体が欲しがるだろうなぁ。
が、今回は初訪問なので、冊子になっているレギュラーメニューの中から選ぶことにして、ワタシは「四川風辛味そば」(いわば汁あり担担麺)と炒飯のハーフを、同行者1は「野菜たっぷり五目汁そば」を、同行者2は玄関のところに書かれてあった「中華弁当」をエビチリで注文することにした。
最初に出来上がってきたのは「野菜たっぷり五目中華そば」。中華鍋で炒めた野菜をトッピングし、スープにふわっと溶き卵を踊らせたこの手のメニューは、中華料理店ならではなかろうか。少し味見させてもらうと、じんわりと鶏ガラの旨味が効いていて、じわりと美味い。
次に、ワタシが注文した「四川風辛味そば」。芝麻と辣が組み合わさるスープにちょいピリ辛肉味噌に青梗菜。まさに「汁あり担々麺」。
突出したキャラクターを感じるものではないけれど、丁寧に作られている感。また五目中華も担々麺も、レギュラーメニューは多加水気味のストレート細麺だった。より麺の特質を楽しもうとするなら、やはり汁なし担担麺や上上特製まぜそばといった(たぶん)太麺仕様のものの方が良かったかも知れない。
さらに炒飯のハーフ。ほくっとぱらっと仕上がりつつ、油のカホリが中華料理店ならではの特徴的なもの。ネギ油ならば家でも作ることが出来る。ラードの香りともまた違う。胡麻油なら、大黒ラーメンの炒飯に似るだろう。落花生油?大豆白絞油?
同行者2が注文したランチサービスの中華弁当。
そういえばこの手の箱詰めメニューに出会うのはどれくらいぶりだろう???
店内は、近所の客人で賑わい、テイクアウトの中華弁当を受け取りに来るお客さんも絶え間がない。これまで全く知らないでいたけれど、このお店、地元では相当愛されている様子をひしひしと感じた次第。また来よう。


中華上上中華料理 / 守山駅
昼総合点★★★★ 4.0

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