幻の中華そば加藤屋 四条にぼ次郎@四条烏丸:にぼ次郎流なつかしの中華そば

公共交通機関&徒歩で京都市内をうろつく。そういえば、四条に加藤屋の新店ができていることを思い出し、寄ってみることにした。

行ってみるとそこは石畳のアプローチの奥にひっそりと建つ京町屋。夕暮れ時に打ち水などしてあれば、さぞかしムードは満点といった店構え。

メニュー構成については南草津、伏見、百万遍と同様のものと思われるが、南草津にはある「鶏次朗」がココ四条にはなく、その替わりに鰹風味の「鰹○朗」や、煮干し豚骨の「豚骨にぼ○朗」がある...ということなのだろうか。いずれにしても、大津・滋賀県庁前の「加藤屋もり~んの章」も含め、これまでにあちこちの店で色んな限定メニューを出して来ている加藤屋の系列。行く度になにかしら興味を惹かれるメニューがあるところが面白い。

この日はこの日で、新規開店してからまだひと月と経たないにもかかわらず一日20限定というメニューを掲げていたので、コレをいただくことにした。

店内、他の「にぼ次朗」各店と同様に食券制である。「限定麺」ボタンの右側には、今後もその時々の限定メニューが掲示されていくのだろう。

やがて出て来た本日の限定「なつかしの中華そば」.....ナルホド煮干しの香りは十分以上。が、懐かしいかどうかという点では、どうだろう?

アッサリ目に振った煮干し醤油のスープにチャーシュー、海苔、味玉。そしてモヤシとキャベツのトッピング。

オモテのカンバンには「平打ち細麺」とあったのだが、なかなかどうして、京都のラーメンによくある低加水の細めストレート麺にくらべればずっと太い。その麺の強さにスープが負けてしまっている感じ。それなりの美味しさではあったが、「なつかしの中華そば」と名付けるならば、そこにモヤシはともかく、キャベツはどうかなと思う。
...この四条にぼ次朗の八軒東側に「萬福」という、それこそ古くからこの地で長年営業しているお店がある。ソコの(レギュラーメニューである普通の)中華そばの方が、余程「なつかしの中華そば」というテーマにしっくり馴染んでいる。
今回の限定は、おそらく店主ロバートが開発したものではきっと無いと推察する。今回、その看板には「にぼ次郎流」とあるが、このお店は「にぼ次郎」ではなく「にぼ次朗」ではなかったか。
「ラーメン二郎」とは似て非なるパロディであることの面白さから始まった「にぼ次朗」自身が、自分のアイデンティティを見失ってはならないだろうと、今回は突っ込んでおこう。
なにぶんにもまだオープンしたばかりの新店だし、今後もだんだんと進化していくものだろうという期待も込めて。
....と思っていま一度提灯の画像を見てみたら...
ありゃりゃ。店名そのものが「にぼ次郎」になってるよ....


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【幻の中華そば 加藤屋 四条にぼ次郎】
 加藤屋グループ公式ブログ
 11:00~24:00
 不定休
 075-231-6999
 京都市下京区月鉾町59-3
 P:なし

幻の中華そば加藤屋 四条にぼ次朗 ラーメン / 四条駅(京都市営)烏丸駅大宮駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

 

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