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麺や 江陽軒@滋賀県彦根市蓮台寺町:中華そば&つけそば大盛&しょうがご飯
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いつの頃だったからか、「にっこうの斜め向かいに、新しいラーメン店がオープンする」という情報は聞いていた。
なんでも、大阪・江坂の「麺屋えぐち」の出と聞く。(が、信号待ちが嫌い&渋滞が嫌い&コインパーキング&公共交通機関利用料金の予算が勿体無い貧乏タレな私は、なかなか大阪方面に足が向かず、結局未訪のまま)と、いうことは、さらにルーツを遡れば西長堀のカドヤ食堂の系統ということになる...そうな。
そんなお店が滋賀にやってきた。コレは行っておかないわけにはいかない。と思いつつ約二ヶ月経過。この日ようやっと初訪。
折しもこの日、実に寒い日。斜め向かいのラーメンにっこうみたいに店内に待ちスペースはなく、寒風吹きすさぶのを堪えながらしばし外待ち。
そうそう。たとえ待ち時間の間にセブンイレブンを利用したとしても、コレはやっちゃダメ。ぜったい。結局お店に迷惑をかけてしまうことになる。
また、駐車スペースは店先5台の他にもふんだんに用意されているのを現地に行って、初めて確認。
画像は店内に通されてからの画像だが、外待ちしている間にこのメニュー表が配られてきて、事前に注文の内容を決めておくことが出来る。今回、同行者は中華そばを、私はつけそばの大盛を選択。そうそう。店内、入った途端、まこと豊かな海系和風出汁のカホリが充満。このカホリだけでゴハン二杯は軽くイケそうなほどに。このカホリがいやがおうにでも期待感を高めてくれる。
さらにランチメニューの誘惑に負け、しょうがご飯をプラス。
食材へのこだわりはご覧の通り。ニワカな滋賀県民としては、堅田新宿橋北の「かしわの川中」(=じどりや穏座)の鶏ってところが注目ポイント。
さらに、麺に使う小麦粉にいたっては、テーブル席の後ろにわざわざ「見せる」ようにして置いてある。「紬」とは、故佐野実氏の支那そばや御用達小麦粉とわかるように「見せて」いる。実に、ラヲタ向けなサービス(笑)
そして出来上がってきた同行者注文の「中華そば」。
当ブログでは比較的例の少ない麺リフトの図。同行者曰く、先日食べに行った奈良の「おしたに」の印象から洋風の要素を引き算したようだ、という感想。ちょっと味見させてもらうと、正に海系和風出汁と醤油の風味がどストレートにぐいぐい迫ってくる感じ。ああ、これは成る程斜め向かいの「ラーメンにっこう」とはまったく符合しない味わいで、にっこうの味が恋しくばアッチに行くだろうし、ココ江陽軒の味が恋しくばコッチに来るだろなって感じ。
そして思う。「どっちも非常にレベルの高い上質なものを提供してくれるお店」だということを。
いっぽう、私が注文した「つけそば大盛300g」。
麺。モッチモチの平打。小麦の風味ふんだん。麺だけで啜って、なんとも素敵。
中華そばのスープと同様に、イリコのえぐ味さえ味方につけるような惹きの一方、つけ汁の方には中華そばの素直な味に比して甘辛酸の追加成分が多く感じられるが、それはそれとして、麺をつけつけ、ぐいぐいと呑むように啜れるようには出来ている。
さらに、しょうがご飯。中華そばと同じ出汁で仕立て上げたところに生姜の香りと風味が追いかけてくるごはん。コレは、また味わってみたくなる。
ともあれ、訪れる前に思い描いていた以上に素敵なお店だった。リピートは必須。次回は「背脂そば」が気に哉の介。
麺や 江陽軒 (ラーメン / 河瀬駅、南彦根駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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