らーめん双龍製麺@久御山町田井荒見:トリプルブレンドつけ麺(並)

今月14日、悲しい知らせが入った。突如として、今月29日には閉店だという。

開店した頃は営業が不安定で、昼営業に食べに行くもやっていないこともしばしば。そんなところから始まり、「足繁く」とまでは言えないが、食べに行くチャンスが出来た時にはたえず候補に上がる。そういうお店であることに間違いはない。国道1号線の洞ヶ峠〜京滋バイパス森交差点の間では麺屋たけいR1号店とともに、余計なものを加えたりせずキチンと丁寧に作られたものを味わわせてくれるお店だと、ワタシは認識していた。
これまでに、このお店の全メニューをコンプリートしたわけではないけれど、
押したボタンは、前回と同じトリプルブレンドつけ麺。
お昼時、店内はやがてほぼ満席ながら、ワンオペ営業で大変そう。だが、クールに淡々と仕事をこなしておいでだった。そんな中、しばらく待ってやがって出来上がってきたトリプルブレンドつけ麺。
麺の器。力強く野太い麺の周囲にゴロンとでっかいチャーシューに味玉、海苔。ネギのビジュアルが以前と比べちょっと寂しく。ともあれ、このぶっとい麺のぐにぐに&もちもち感の力強いこと。
その太麺を超絶濃厚な鶏豚骨に魚粉を加えたつけ汁で、ワイルドに喰わせる。一時期にアッチでもコッチでも出会うことを揶揄するみたいにいわれた「またおま系」。すでに淘汰されてしまったお店もまた、あちこちにあった。滋賀でいえば、白頭鷲のつけ麺のアレを凌駕するかのような逞しさ。
...コレが、閉店してしまうんだよなぁ...本当に、惜しい。悲しい現実だが、美味いお店=持続するお店、とは決して行かないようで、そこは商売なんだから利益が出ないといけない。大型トラックが日夜行き交う1号線沿いにあって、ド派手なネオンサインや原色の大看板を上げるでもなく、その存在感はかなり地味だったかも知れない。
麺を平らげたあと、セルフサービスの電子レンジ&割りスープコーナーで温め直し&スープ割り。前にも書いたことだが、この電子レンジ、ツマミの設定時間が非常に長く、詳しくは覚えていないが180度回せば30分くらいの設定で、つまり「40秒程度」なら、ほんのわずかに、1度〜2度程度、回すか回さないか程度の微妙なところを調整しないといけない。なんてことを書いてみても、もう、しゃあないか...。
カツオ風味の割りスープを加えて、完食。底に残る豚骨鶏ガラの残滓。やはり国道1号線沿いのあの界隈に、こういうクオリティを出してくれるお店は他になかった。今後は、北大路にある本店格の「めんや龍神」に集約されることになると思うが、やはり南部にこそあってほしいところであった。

らーめん 双龍製麺ラーメン / 淀駅八幡市駅大久保駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (さくら)
2019-08-15 15:09:42
あららここもダメでしたか。
国道1号線ラーメン激戦区、た○いの一人勝ちですかね。大資本系も立ち並ぶ中、チャレンジャーの活躍も期待したいのですが、なかなか大変なようですね。赤のれんもなくなってしまいました。(T_T)
 
 
 
アカンかったみたいです。 (呈蒟蒻)
2019-08-15 17:53:24
先日、経営元にお話をうかがう機会がありました。やはりR1沿いは資本系の台頭に勝てないと判断したそうです。双龍製麺の他に、久御山イオン前にあった「赤のれん」も「ずんどう屋」の攻勢に押されて敢え無く閉店してしまったようで、やはり国道沿いに個人経営店は厳しいみたいですね。
 
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