ラーメンモリン@滋賀県庁前:こってり醤油

仕事から帰る道々、昼はどこに行こうか考えあぐねていた。膳所の与七が残念ながら年内をもって閉店らしく、食べおさめに行こうかと思うも、この日与七膳所店は定休日。ととち丸の方ではこの日限定メニューに絞り込んでの営業と聞いていたが、きっとファンがどっと押しかけて行って駐車場待ちさえままならないんじゃないだろうかと勝手に思い込んで敬遠。(あとで入ってきた情報では、そんな予想に反してけっこう空いていたとのこと。思い過ごしはイケナイネー)
そんな中、モリンとこの前を通りかかって、もし専用駐車場が空いていればモリンとこに寄ろう。空いていなければ、まだ行ったことない万両力石浜大津店とか、とりあえず行ってみようかと行ってみたら、2台分あるラーメンモリン専用駐車場は、2台分とも空いていた。

ところで、当ブログに於ける「ラーメンモリン」に係るこの一年を、思い返してみる。

1/7_塩ラーメン

2/11 限定 濃厚豚骨次朗

3/11 限定 鷄白湯ラーメン

3/25 限定 魚介豚骨

4/1限定 豚骨次朗

4/8限定 豚骨つけ麺

4/15限定 黒味噌豚骨

5/27限定 和風豚骨

6/10限定 濃厚豚骨

7/1限定 豚骨次朗&夏限定冷しラーメン

7/22 夏限定 冷しぶっかけ

7/29 限定 いつもとはちょ〜っとちがう煮干しの醤油

8/19 限定 煮干し豚骨

9/9限定 つけ麺

9/16限定 ピリ辛まぜそば

9/23限定 豚骨×秋刀魚(サンマのスープ炊けてるョー)

9/30限定 秋刀魚のラーメン

10/9 10月三連休限定 秋刀魚出汁×ビラビラ麺のつけ麺

10/21限定 豚骨つけ麺(塩ver.)

10/28限定 新潟風ラーメン

11/18限定 喜多方風ラーメン

11/19 みつもりHouse@ラーメン家みつ葉:鯛のままにわがままに僕は豚だけを炊き続けTAI

11/22限定 afterみつもりhouse

12/9 祝 開店1周年 丸鶏の醤油ラーメン

...なんと、1月7日に塩ラーメンを食して以降、「ラーメンモリン」となって2/11に初の週末限定メニューをリリースしてからというもの、食べに行ったのは全て限定ラーメンであった。残念ながら、自分の仕事の都合等もあって、その全てをコンプ出来たワケではないが、今回、年の瀬にあたりこのようにまとめることができるのは何だか嬉しい気持ちにさえなってくる(”Ah,Hold me tight”...アホみたいですが)。

そんなわけで、たまにはレギュラーメニューもいっとくべし、で「こってり醤油」を注文。券売機インクノズルの目詰まり具合は絶好調。「こ」と「て」で辛うじて判読できる感じ。

こってり...といっても出汁の濃密さ加減でこってり食わせるタイプではなく背脂も含めたアブラ分でこってりを食わせるタイプ。

そうとわかって注文するのだが、千駄ヶ谷ホープ軒のような重さというかくどさというかを全く感じないのはなんでだろ?スっと喰えるんだなコレが。

ところで今月、12/16と12/23の土曜限定は過去に食べたこともあったので他のお店に浮気していたのだが、それぞれの時のPOPメニューをモリンはちゃんと保存していて「ちなみに、こんなのでした...」と、わざわざ僕に見せてくれた。

コレが12/16の時の「家系風ラーメン」。モリンのイエケイフーは一昨年の年末に食べに来たことを自分は記録している。「家系風」の三文字、ラーメンマニアなら、ごく当たり前に「イエケイフー」と発音することだろうが、この国に暮らす人全てがラーメンマニアでは決して、ない。なかには「カケイカゼってなんですの?」とか言い出す人も出てくるかもしれない。そんな、より客観的視点も鑑みて創作されたのがこのPOPであろう。そして、あたかも机上に落ちた抜け毛のような曲線とともに(いや木枯らしのような風を描いているんだって分かってるって)、最後に「風が吹いている...」と締めくくるあたりは、やはり画伯一流の季節感を描いた表現といえよう。

 

 

そして、おととい12/23の「秋刀魚の醤油ラーメン」のPOPがコレ。何時ぞやの指導助言を心得てくれているのか、秋刀魚の姿は、より秋刀魚らしくなった。しかしだ。その秋刀魚の頭部あたりにある赤と緑のコレは、何だ?
「みんなニンジンとか言うんですよ〜」と、ぼやくモリン。本人としては、サンタクロースの帽子を描いたそうである。が、悪いけど、コレはやっぱりニンジンとしか...。読者の皆様はおわかりだろう。サンタさんの帽子を描くなら、トップのところに白いもふもふのボールをボトムのところにも白のもふもふが不可欠。さて、来年の今頃、モリンはこのことを憶えていてくれるかしらん?
そして、秋刀魚が交差してって...モリンもとうとう、オヤジ化か?

ともあれ、この一年でラーメンモリンの週末限定は、単にラーメンだけを味わうに止まるにはもったいのない、描き手たる画伯の意図をどのように受け止めて解釈するかいう、極めて高尚な現代芸術的な鑑賞領域に昇華した。どうか、この勢いを持って我が国の空間芸術の最先端にも切り込んで行ってくれればと期待するものである。(そろそろ美術の先生に叱られそうな気がしてきたのでこれぐらいにしておく)

と、お巫山戯はこれぐらいにして、この一年で私を一番楽しませてくれたのは、やはりモリンとこ。どうもありがとう。そして、来年も、どうぞよろしく。

 

ラーメンモリンラーメン / 島ノ関駅大津駅石場駅
昼総合点★★★★★ 5.0

 

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