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ラーメン銀閣@伏見区下鳥羽城ノ越町:ラーメン&ヤキメシ
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改装リニューアル後初、というより、およそ16年ぶりの訪問。
京都のラーメン店としては数十年の歴史があり、ラーメン店としては老舗の部類であろう。(2003年の頃の記録はコチラ)
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第3駐車場の存在は、今回初めて知った。かつてのタバコ天国が改装リニューアルを機に完全禁煙化したのはありがたいこと。
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英語メニューの存在はいつの頃からか?京都市内のR1沿い、しかも高速道路のインターチェンジに近い場所柄、インバウンド客も多くあるのだろう。
今回、ラーメンの注文については、メンカタとかネギヲヲメとかいうカスタマイズコールはせずに注文。それと、チャーハン並を追加。
店内、カウンター席と厨房の位置関係は改装前と同様と思われる。そのカウンター席からは以前と変わらず、調理作業の様子を観察することが出来る。厨房のレイアウトも改装前と同様んあのか、一番左側には餃子の鉄板。その右にチャーハン用北京鍋のコンロ。そして厨房右には三連釜。左の釜は補充用スープ。真ん中は営業用スープ。右側は麺茹で用で、麺はテボを使わず茹で湯全体に泳がせ、平ザルで掬う茹で方。
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厨房中央の作業台には6つのラーメン鉢を3×2に並べたところに黄色いポットに入った醤油ダレをおよそ30cc 程度、きっちり量を測って注ぐ。ソコにスープを注ぎ、茹でた麺を滑り込ませ、具材を整えたら完成。
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そして運ばれてきたラーメンがコレ。動物系の骨ガラを強火で煮ては木ベラで撹拌し続けつつ、釜の底を焦がしてしまわぬように煮詰めた濃厚なスープ。
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日本語メニュ−には「とんこつしょうゆのシンプルなラーメン」と書いてあるが、
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英語メニューの方には"pork and chicken bone soup"とあり、やはり鶏と豚骨を組み合わせたものであろう。歴史の長いお店で時折出会う、ツンとした酸味にも似た味わいも感じ取れる。(その味は、素人の自作ではなかなか再現できないもの)
チャーシューもメンマも、一様に味付けは強め。また、スープも食後の後味から、タレの中に化調をそれなりに加えてあると推察する。果たして、これほどまでに「強い味」である必然があるのだろうか?と、また余計なことを考えてしまうのだが、この強い味こそ「銀閣」の昔ながらの味わいであり、コレを変えてしまえば銀閣は銀閣でなくなるだろなぁ、と思った。
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ヤキメシ550円は、伏見桃山:大黒様のアレに比べて随分とお高いイメージが今でもあるが、今から16年前も550円だったことを思うと、実は価格据え置きだったりする。
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創味シャンタンか味覇か、そういう中華系調味料を程よくまとった、絶妙の炒め加減。
2020年を目前とする昨今、無化調とか天然素材というクオリティ指向のラーメンもかなり一般化してきたが、20年ほど前は、必ずしもそうじゃなかったと思う。
鶏ガラ背脂醤油のますたに系、ブタ肉清湯のアキラ系andラーメン藤系、鶏ガラコッテリの天一名門系とともに、京都ラーメンの源流の一つの味であるラーメン銀閣、京都ラーメンの味覚的文化財として、一度は味わっておくべき価値がある。ひっさしぶりに行ってみて、あらためてそのように思った。
ラーメン銀閣 (ラーメン / 伏見駅、竹田駅、丹波橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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