ラーメン軍団@一乗寺:大晦日限定「鹿ラーメン」

2012年の「魚白湯」、2013年の「牛時々豚と鶏」、2014年の「ひつじラーメン」と、一年を締めくくる大晦日に、あっと驚く限定メニューで楽しませてくれる石田軍団長。昨年は「ひつじ」だったから、もしかしたら猿で来るんじゃ...と思っていたが流石にソレはなく、12月29日13時35分、twitter上に告知されたのは「鹿」だった。

当日、一乗寺に赴けたのは開店時刻を少し過ぎた頃。すでに外待ち10名程度。30分も待たないうちに店内へ案内される。並んでいる間に注文を聞きに来てくれたので「タレウスメ、ネギオオメ」で注文。

そして、やってきたのは...

 中央に、どぉ〜んとでっかい肉塊。「えっ、骨つき?」そして、オオメでたのんだこともあって、鉢一面の青ネギ。そしてなにやら見慣れぬモノが。

 

かつての「魚白湯」の時も、また、「ひつじラーメン」の時もそうであったように、鹿骨100%のスープもまた、食べる前に「一体どうなってしまうんだろう?」という不安がどうしてもあった。この独特のナンデスカソレハ感と、食べ始めてみると「意外に美味い」ことこそ、軍団長が作る大晦日限定の真骨頂。今回もそこは決して外しておらず、とてつもなくケモノ臭かったらどうしようという不安は食べ始めてみると杞憂であったことを知り、やがてしっかりとした(けれどどこかしら野趣のある)動物系の出汁感を濃厚に味わわせてくれるラーメンであった。鹿の肉もホロっと柔らかく仕上げられており、揚げたメンマ?それとも焼いて焦げ目をつけたゴボウ?は、一見骨付きの肉に見えるような演出。なみなみとたゆたうネギの上に転がる茶色いタピオカの粒。コレは、明らかに、アレだ。鹿をテーマにしたラーメンに、奈良公園の芝生を描いた軍団長。これには思わず笑ってしまった。麺にはこれまたこだわって奈良県産の小麦粉を、最近始めたという自家製麺により作ったものだろう。スープに比していくぶん弱い感もあったが今回のコンセプトに合わせてとことんこだわるという趣向を面白く感じた。

今回の鹿ラーメンに合わせて作ったのかな?テーブルにおいてあった「ジャン(醤)」を足すと、スープが一味変わった感じになるのもよろしゅうございました。 

ラーメン軍団ラーメン / 一乗寺駅修学院駅松ケ崎駅

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