うどんや カマ喜ri@観音寺市柞田町:肉ぶっかけ小&かけうどん天ぷらセットちく天半熟卵天

讃岐うどんを巡るにあたっては、各店の定休日には注意しておきたい。このお店は日曜日が定休日なので、なんとか本日(土曜日)のうちに行っておきたかった。そのため、東讃の「吉本食品」の後、高松自動車道利用で一気に観音寺市へ横断。県の東から西への横断といっても、たかだか約83km・約一時間程度の移動であり、たとえば北海道をクルマで旅する感覚などとは随分違っていて、香川県全体の小ささが実感できたりする。この店舗、もとは街の電器屋さんだった建物のリノベーションだそうで、電気屋だった当時はどんな姿だったのかが忍ばれる。
店舗入口は目立たない感じ。あえてそのように設えている様子。庇を支える柱には、木の電柱(最近はすっかり見かけなくなりましたね。アレは昭和時代の象徴だったようだ)がリサイクルされている。
混雑時はウエイティングシート対応だが、幸い記入することなく、そのまま店内へ。
店内に案内していただいた席に着いて、注文を告げるフルサービスシステム。テーブル周りにメニュー表のようなものはなく、店舗奥の壁面に掲示してあるメニュー表を見て、何にするかを考えることになる。この。レギュラーの天ぷらセット・単品うどん・ごはんものメニューの他に、
壁面には限定メニューの黒板と、
期間限定メニューがあった。これらをちょっと遠くから眺めつつ、
ワタシは限定肉ぶっかけを(ぬる)で、同行者は「かけうどん小(温)」天ぷらセットちくたまを注文。
しばし待つ後出来上がってきた、かけうどんちくたまセット。
「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」と言ったのは1970年大阪万博のシンボル、「太陽の塔」を手掛けた岡本太郎。
「ウドンの上に顔があってもいいじゃないか」は、ココ、うどんやカマ喜riならでは。某讃岐うどん系YouTuberがどこかで語っていたことに、ラーメンとはちがってウドンのばあい、画像に撮ったらどれもこれもみんな同じように見えてしまうもの。
竹輪のオメメとカマボコの口。これがあるだけで、ああカマ喜riのウドンだぁって、ビジュアルから認識できる。また、このかけうどん、ネギ・ショウガは別皿に分けて持ってきてくれる。最初に麺と出汁だけの味わいを楽しみ、食べ手の好みのタイミングで薬味を加えることがことが出来るでとてもいい。
天ぷらセットの半熟卵天、コロモに青海苔を纏わせて、中の黄身は理想的なトロトロ加減。イイねぇ。
さらに、肉ぶっかけ。コチラではレモンのお口、髪の毛が肉?www
讃岐うどんって、西側に行けば行くほど太めの麺を出すお店が多くなるとか、どこかで読んだ気がするが、なるほどぶっとい男麺。食べ応え抜群!少し甘めのぶっかけダシに、牛肉の合うこと合うこと!
肉ぶっかけの方も薬味は別皿で出してくれるので、自分の好きなタイミングで加えることが出来る。やっぱりコレ、いい。
ところでこの日、最初に訪れた鳴門市の大井食堂では、店内の客層が明らかに自分より御年配の方ばかりだったが、こちらカマ喜riでは、客層もお店の人も、圧倒的に若い人が多い。また、もと電器屋さんをリノベーションした店内は、テーブルの柱にむき出しの水道管を再利用してあったりして、レトロ感も感じさせつつ、まるでお洒落カフェみたいな空間を演出している。こうしたムードも、このお店ならではの魅力。
そして、ヤギのなっちゃんも元気です。


カマ喜riうどん / 観音寺駅本山駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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