らーめん 来満(くま)@伏見区風呂屋町:Bランチ

昨日はあちこち走り回ったので(っていっても所詮京都府南部と奈良県北部の範囲だけど)、この日は大人しく京都の伏見あたりでウロウロ。出かける途中に、近鉄大久保駅西の陸上自衛隊大久保駐屯地が一般公開をやっていたので、しばしサクラを楽しむ。

昼には、2012年9月の開店当初以来、ご無沙汰である「来満」へ。店名の字面が「らいまん」と読ませてしまうが、あくまで「くま」である。ナゼ「くま」なのか...については、お店に入って厨房で忙しそうにしている若い店主を見れば、「ははぁ~ん」と思うことだろう。訊いて確かめたわけではないけど。

独立・開店前の修業先が一乗寺の高安であることから、よく食べ歩いているフリークの間では「南の高安」とかいわれることもよくある様子だが、高安や、はたまた堀川今出川「是空」の若い子向けなデザインを鏤めた店内でもないし、決して「高安」の路線をそのまんま引き継ぐといった考えではないのだろう。だって、高安や是空に清湯スープの限定ラーメンが登場するなんて、まず考えられないし。

そんな限定の清湯も気になるし、はたまたこれも新登場(と、メニューにはそう書いてあった)の塩ラーメンも気になるのだが、きけば塩ラーメンはニンニクが必ず入っているというので、今回は敬遠。決してニンニクが嫌いなワケではない。むしろ、ニンニク大歓迎なのだが、ニンニク摂取後にイエに帰ってあれこれいわれるのが面倒なもんでつい。

そんなことで、結局ふつうのらーめん(しょう油)をBランチで注文。130円マシでご飯とカラーゲ付きは、この日に連食を考えていない私には魅力的に見えた。

して、コレがそのBランチ。開店当時に比べ、カラーゲとご飯の御伴につく高菜とちりめん山椒が存在感を増している感。

ラーメンのスープは、色の見た目からくる印象よりも、よりサラっとした感。粘度感はかなり、無い。そんなムテッポーやグンダンやゴッケーやガンコメンのような超濃厚系統とは全く違う路線ながらも、味わいの中に鶏と豚のホネをガシャガシャと撹拌させまくって作った感のある深い旨味が感じ取れる。この点はやはり高安の味に共通するものがある気がする、(でも、高安って久しく行ってないや。)

幾分多加水傾向のもっちりとしたストレート麺は相変わらず。ぱっと見には普通ながらも、結構しっかりとした食感が最後まで続く。

カラーゲは以前よりデカくなってる。迂闊に口に放り込むと、ノドの奥に血豆を作ってしまうようなポテンシャル。気をつけられたし。

ご飯の御伴、ちりめん山椒と高菜はどちらもちょっと甘めに感じた。も少しピリっと辛味が立っている方が好みですわ。あ、肝心のゴハンはちょっと柔らかめながら、美味しかった。ランチ・定食・セットものは、コレが一番肝心ですよね。

 


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【らーめん来満】
 11:30~15:00
 18:00~22:00
 水曜日定休
 075-611-7125
 京都市伏見区風呂屋町262-3
 P:なし(近隣コインパーキング利用推奨)

来満 (ラーメン / 伏見桃山駅桃山御陵前駅丹波橋駅) 
昼総合点★★★★ 4.0

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