山勝麺三@京都市伏見区深草西浦町:山勝つけ麺(並)

かつて山科区椥辻のグルメシティヒカリ屋山科店内にあった「麺屋真斗」があえなく閉店したのち、新たに店を構えたのがココらしい。

そんときの記録。】

うすうすそんな気はしていたんだけど、やっぱりあのスーパーの中では流行るもんも流行らんかった...ということだろか?

とにもかくにも心機一転で始めたには違いないだろう。さて、どんなものを食べさせてくれるだろうか。

実は、ある程度予習はして来ていて、最初は敢えてつけ麺を外し、多彩なつけ麺のバリエーションがひしめくメニューに唯一存在してる「山勝らー麺」を注文しようと思っていたのだが、改めてメニューを目の当たりにして急に心変わりし、結局「山勝つけ麺」を並で注文。
「茹で時間が7分程かかりますがよろしいですか?」という問いかけに「分かりました。」と応える。

その茹で時間にテーブルサービスのキムチで過ごすのは山科御陵の「夢人」と同様のサービス。

で、コレがそのつけ麺。

麺の器にメンマ・チャーシュー・味玉・鶏つくね・小口切り青ネギ・海苔・丁寧に広げて盛りつけた茹でた青菜の葉一枚。

つけ汁はかなり濃密に煮詰められた動物系出汁にほんのり魚介ダシ、そこに豚背脂も加えたようなもの。

麺につけて味わう前に、ネギ好きの私は麺の器にあった小口切りネギを散らせてからいただく。
酸味と辛味にすがろうとはせず、しっかり目の旨味が幹になっているのは美点であり、「またオマエか」的でありながら、その実そうでは無さげな味わい。でも、どこかで食べたことあるなあ...と思い出してみると、山科御陵「夢人」の「夢人つけ麺」とほぼ同一であることにあとで気づく。まあ、もともと麺屋真斗が姉妹店だったからねぇ。

具材はいずれもほんのり温かくなっているのは、つけ汁の温度変化対策のためか。でも麺はもうちょっとヒンヤリしていて欲しいかな。その麺、意図的に短めにしてある感。

スープ割りはカウンターにおいてある割りスープをセルフで注ぐシステム。その割りスープはサラリとした煮干し的和風出汁。「つけ麺無心」のように、濃いつけ汁に動物系の濃い割りスープみたいな大胆な工夫があってもいいのになぁ。
結構ウマいが、どことなく80点主義な感。
無論、麺屋真斗をたたんでの新規開店にあたり、お店としては真剣だろうし、必死だろう。
ちょっと南に行けば、「つけ麺きらり」や「麺心よし田(あぁ、未訪)」のようなお店もある中、ならではの魅力をどれだけ食べ手に伝え、リピーターを増やすか...だろう。

ところで、このところの深草西浦町って、どことなく一乗寺の界隈に似て来たような気がした。

 


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【山勝麺三】
11:30~15:00(L.O) 
18:00~22:00(L.O)
(日曜日のみL.O 20:30)
月曜日定休
050-5869-7267 (予約専用)
075-643-7515 (問合せ専用)
京都市伏見区深草西浦町2-116-5
P:なし(近隣コインパーキングあり)



山勝麺三つけ麺 / 藤森駅深草駅くいな橋駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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