北海道へ #1

この夏、北海道に行ってみることにした。以前旅したのは2005年。12年ぶり。ヒコーキで行って現地でレンタカー、ってのが時間的には効率的だとは思うが、やはり自分のクルマで走りたく、また船旅が好きなので今回もフェリーで行くことにした。
ところが台風5号が直撃。瀬戸内や太平洋方面の長距離フェリーは欠航の知らせが相次ぐ。もしかしたら新日本海フェリーも...?という不安とともに出発。

結果的には2時間以内で敦賀のフェリーターミナルに到着。それにしても、台風直撃のさなか、R161の北上は全く恐怖だった。湖西道路を走る時点で風と雨は凄まじく対向車線のトラックが跳ね上げる水しぶきを浴びるとワイパーを高速で動かしていても体感的に1秒以上は前が見えない。さらに、追坂峠では道が川のようになってしまい泥水でセンターラインが見えない。自分の車が水に突っ込みボンネットの真正面から水しぶきが襲ってくる。もしエアインテークから水が入ってエンジン止まったら...何てことを本気で心配してしまうような雨雨雨...。まさに、恐怖のドライブだった。

出航2時間前にフェリーターミナル着。この台風の中でも平常通り運航するとのことで一安心。ちょっとやそっとじゃ欠航しない...というか、いったん欠航したらあとの船のやりくりや物流への支障も大きいのだろう。

 ということで、乗り込んでしまえばもう安心。さあ、旅の始まりだ。 

今回の船は2012年に就航した船らしく、当然初めての乗船。1甲板〜3甲板が車両甲板。客室のある4甲板〜6甲板は中心部を広く吹き抜けでぶち抜き、まったく陸上のホテルのエントランスのように見える。

新日本海フェリーでは、出港時に桟橋から複数のスタッフが一列横隊に並び手を振って見送ってくれるのが通例。画像からは見ることができないが、この日も凄まじい雨の中、きちんと見送ってくれていた。

この日、乗船した客は100人にも満たなかったようで、船内ガラ空き。00:30の出発時から02:30まで開放される船内大浴場も、貸切状態。露天風呂でしばし寛ぐ贅沢。

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