らぁ麺 とうひち@京都市北区大宮北箱ノ井町:限定 冷やし墨西哥&鶏醤油つけそば

この日、どちらかといえば同行者の方からこのお店に行きたいと言い出した。「京都清湯の未来」とかのコラボ営業のときなんかに、店主袖岡氏にお会いすることはあっても、彼の本拠地であるココを訪れるのは4年ぶりのことになる。
開店時刻20分前頃に現地着。ところがド平日にもかかわらず、すでに行列10名程度。人気の度合いがうかがえる。幸い、お店専用駐車場は満車になっておらず、クルマを駐めることが出来たので、ここは性根を据えて行列に貼り付き順番を待つことにした。
お店の外壁のあちこちに写真付きメニューが貼ってある。順番待ちの間にも、どれにしようかじっくり眺めて検討することができる。
しかし、今回ワタシの狙いは限定発売のコレ。冷やし墨西哥(メキシコ)。同行者はレギュラーメニューの鶏醤油つけそばを注文。
先に出来上がってきたのは、同行者注文の鶏醤油つけそば。
!!!おおお〜っ!麺の器のそそることそそること!!
昆布水ひたひたのところに艶めかしい自家製中細麺。それに一反木綿!!
この昆布水ヒタヒタ麺、まずは塩とワサビで召し上がれ、というデザイン。ちょこっと味見させていただくと…。素晴らしい。もう、つけ汁すら要らないと思えてしまうほど、麺のツルツルにひんやり絡む昆布の旨味に塩、または、ワサビ。まさに、惚れてしまうような味わい、食感、見事。師匠格、しゃかりき梶さんのつけそばも昔からいつだって食べたいヤツだが、袖岡氏のそれも、師匠格をいよいよ凌駕しようとしている感。
もちろん、鶏の旨味と奥深い醤油感のつけ汁で味わって、なお良しである。
そして、ほどなく、ワタシが注文したほう、冷やし墨西哥が出来上がって来た。
いわゆる「まぜそば」ゆえ、食べ始める前に十分かき混ぜてからいただく。鉢の縁にちょこんと添えてあるライム、ぎゅっと絞りたかったけど、鉢に挿すために入れた切り込みが、果肉を絞るときに妨げになって絞りにくくなってしまっていたのは惜しいところ。それはそれとして、結構なパンチで攻めてくるアボガドガーリック、酸味辛味をまとった刻み野菜のサルサソース、いかにもメキシカンなタコミート、それにイモっぽい魅力ある味わいを添えるフライドポテトらが綯い交ぜになって押し寄せる味わいの面白いこと。しかも、しっかりひんやりと。麺は、しっかり茹でてある。それでいて、このメキシコ風味にしっかり合ったカタい食感。
レギュラーのつけそばもメッチャいけど、こちらの限定も全く違う方向性で、メッチャいい。
いいお店って、やはり食べる前に期待していた以上の楽しみを味わわせてくれるものだ。
今回、せっかくなのでオプションの炙りパルメザンチーズ〆飯を追加。
おお、ゴハンの上で、パルメザンチーズが焙られ、こんがり焦げている!
そして、その炙りパルメザンチーズ〆メシをソールの残る器にドボンし。かき混ぜていただく。まさにコレは、タコライスそのものではないのか?知らんけど。とにかく卓越のアイデアが光るこのメニューに、甚く感心いたしました。まさに「前からやるやるとは聞いてたけど…」ホンマにやるやん!という感じ。食べに来てヨカッタ。


らぁ麺 とうひちラーメン / 北大路駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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