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t_cognac's weblog
ラーメンゆう@七条大宮
見ての通り、昔ながらのスタイルを貫くしょうゆラーメン。
私が訪れた昼下がり、三連釜の真ん中の釜から注がれた肉ダシは濃密な旨味が。ラーメン藤的なテイストのお店の中では、平均的なダシの濃厚さよりいくぶん濃いめがここのダシなのだろうか。
出されたラーメンを食べている間に大将はさっきダシを取り出した釜からダシガラとなった肉塊、豚骨を取り出し釜を空にして、また新たなダシの仕込みに入るところだったようだ。濃密なダシを味わえたのはそういうタイミングだったからかどうかは何度か通ってみたりしないとわからないが、とにかくこの日のラーメンはなかなかのものだった。
ある先輩サイトのコメントから、「ラーメンゆう」は化調がキツいという先入観を持っていたが、実際に食べてみればそんなにキツいわけでもなく、使われているとしたらあくまで補助的なバランスを保った使い方をしていると思った。また、カウンター席で注文が通ってからの一連の作業を見ていると、ラーメン鉢にあからさまにコナを投入する場面は無いのだが、あらかじめ醤油ダレに適量仕込んでおく方法もある。また、そうすることで一杯一杯のサジ加減による化調の量のブレを防ぐことも出来る。
ところで、ラーメン藤・第一旭系の豚骨(というより豚肉)醤油のスープの場合、化学調味料はある程度入れた方がバランスどりの上でよいものだ。ウソだと思うなら試しに化学調味料ヌキで注文してみれば良い。
だけどそのとき「カガクチョーミリョーヌキデ」と直球勝負に出ると、何だかイカにもマニアっぽい気がする。同じ意味合いとして「コナヌキ」という言い方もあるがこれもナンダカナァ。
やはり「味の素抜いといて~」ぐらいの表現が適当だろう。これならマニアじゃない人でも普通に言えるんじゃないかな?しかし、ラーメンのスープにおける化学調味料がどうだこうだと考えるような時点で、すでにマニアックなのだから、そこはマニアとカミングアウトして堂々と「化学調味料ヌキで!」と言うべきか?
....ま、そこらへんは皆さんそれぞれでお考え下さい。
ともかく、かつて地元の本家第一旭で、私はそのように注文し、その無化調な第一旭のスープを味わいつつ、それはソレで自然な味がしていいと思う反面、やはりなんか味にパンチが無いというか、スープと麺が一体化しないというか、そういうもの足らなさを感じたことがあったのだ。
また、「味の素はちょっとだけにしといて」といって化調少なめにしてもらった時もある。その時はなかなか旨く感じていたが、よく考えればこれもダシの出方いかんに拠るもんだ。
話を「ゆう」のラーメンに戻そう。具はウデ肉チャーシューのほかはモヤシ、ネギとシンプル。メニューを見れば,メンマ・ワカメ・コーンがプラス100円でそれぞれトッピング可。
ネギの下にあるモヤシがスープとよく合う。ウデ肉チャーシューもしっとり柔らかく、味付けもいい具合。(ちなみにラーメン・チャーシュー・餃子はテイクアウト可。)
麺は京都の古典的低加水ストレート細麺。最初の一口目に漂う小麦の香り。このスープにはこの麺でなくちゃとあらためて思わせてくれる。
というわけで、第一旭、ラーメン藤が好きな人にはオススメのお店。
繁忙期の京都の観光では、たかばしの老舗二店の行列で時間を費やすより、京都駅から市バス205・208系統に乗って七条大宮で降り、ここのラーメン堪能してから梅小路蒸気機関車館に向かう...なんて方が効率的で良いと思う。
私が訪れた昼下がり、三連釜の真ん中の釜から注がれた肉ダシは濃密な旨味が。ラーメン藤的なテイストのお店の中では、平均的なダシの濃厚さよりいくぶん濃いめがここのダシなのだろうか。
ある先輩サイトのコメントから、「ラーメンゆう」は化調がキツいという先入観を持っていたが、実際に食べてみればそんなにキツいわけでもなく、使われているとしたらあくまで補助的なバランスを保った使い方をしていると思った。また、カウンター席で注文が通ってからの一連の作業を見ていると、ラーメン鉢にあからさまにコナを投入する場面は無いのだが、あらかじめ醤油ダレに適量仕込んでおく方法もある。また、そうすることで一杯一杯のサジ加減による化調の量のブレを防ぐことも出来る。
ところで、ラーメン藤・第一旭系の豚骨(というより豚肉)醤油のスープの場合、化学調味料はある程度入れた方がバランスどりの上でよいものだ。ウソだと思うなら試しに化学調味料ヌキで注文してみれば良い。
だけどそのとき「カガクチョーミリョーヌキデ」と直球勝負に出ると、何だかイカにもマニアっぽい気がする。同じ意味合いとして「コナヌキ」という言い方もあるがこれもナンダカナァ。
やはり「味の素抜いといて~」ぐらいの表現が適当だろう。これならマニアじゃない人でも普通に言えるんじゃないかな?しかし、ラーメンのスープにおける化学調味料がどうだこうだと考えるような時点で、すでにマニアックなのだから、そこはマニアとカミングアウトして堂々と「化学調味料ヌキで!」と言うべきか?
....ま、そこらへんは皆さんそれぞれでお考え下さい。
ともかく、かつて地元の本家第一旭で、私はそのように注文し、その無化調な第一旭のスープを味わいつつ、それはソレで自然な味がしていいと思う反面、やはりなんか味にパンチが無いというか、スープと麺が一体化しないというか、そういうもの足らなさを感じたことがあったのだ。
また、「味の素はちょっとだけにしといて」といって化調少なめにしてもらった時もある。その時はなかなか旨く感じていたが、よく考えればこれもダシの出方いかんに拠るもんだ。
ネギの下にあるモヤシがスープとよく合う。ウデ肉チャーシューもしっとり柔らかく、味付けもいい具合。(ちなみにラーメン・チャーシュー・餃子はテイクアウト可。)
繁忙期の京都の観光では、たかばしの老舗二店の行列で時間を費やすより、京都駅から市バス205・208系統に乗って七条大宮で降り、ここのラーメン堪能してから梅小路蒸気機関車館に向かう...なんて方が効率的で良いと思う。
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また、私も昆布ダシは作り置きしないほうが良いと思います。それと、化調と天然ダシのどちらがいたみやすいのかについて私は知りません。いずれにしてもダシのいたみ方には扱い方に依って差が出るようには思います。
さて、ここで考えたいのは昆布ダシや化調の旨味成分といわれるグルタミン酸ナトリウム等のアミノ酸に揮発性はあるのか?ということです。
そしてラーメンのタレに化調を仕込むやり方は手持ちのレシピ本によく紹介されている手段でもあり、一般的に行われていることだと私は認識しています。
その一例が下記URLです。ここでは塩ダレの素材に「化学調味料 少々」を入れることとしています。ご参考まで。
↓
http://ramen.yahoo.co.jp/recipe/shop2/index.html
また、もし旨味成分が揮発性だとすると、ラーメンのタレをつくるときに化調以外の昆布等天然素材を仕込むことや、スープを煮詰めて濃縮させるという方法も効果が無いということになる気がするのですが、いかがでしょうか。
ただし、匂いの成分となるものは、空気に触れることで匂いとして作用し、また空気中で薄まるものなので明らかな経時変化や熱による影響がありますね。
化学調味料自体は味は強力だけれど、匂いはほとんどありません。いっぽう、天然素材には特有の香りがあるものが多いです。そして、多くの人にとっては「香りも味のうち」であることでしょう。
そのへんを考えると、「あれではうま味成分が飛んでしまい、ほとんど効果が出ないように思う」というのは、旨味成分そのものよりも「香りが飛んでしまう」ことであり、香りも味のうちにだからそう思われるのではないかと思います。
しかし、とくにタレにおいては「寝かせてから使う」というように、使い始めるまでに意図的に時間をおくこともあります。
ま、そんなこんながいろいろあってラーメンの味が出来ているワケですね。
京都に居た時は、仕事の帰りには週1~2回は
食べていた、ラーメンが今はこよなく懐かしい。