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総本家 ラーメン名門@伏見区醍醐:ラーメン(並)&炒飯
先日「夜鳴きや」の記事を書いた時、閉店が相次ぐ山科のラーメン事情に一抹の寂しさを感じているような意味のことを書いた矢先、山科よりちょっと南の伏見区醍醐に「ラーメン名門」が新規に開店した。
この3月にオープンするという情報は某筋よりすでに得ていたが、具体的日時についてはわからないままだった。で、この日、ちょうど野暮用があって付近を通りかかったのがまさにオープンしたばかりの時間。となれば、寄ってみないわけにはいかんでしょうて。
この3月にオープンするという情報は某筋よりすでに得ていたが、具体的日時についてはわからないままだった。で、この日、ちょうど野暮用があって付近を通りかかったのがまさにオープンしたばかりの時間。となれば、寄ってみないわけにはいかんでしょうて。
店内にはあの「当店の中華そばには!『自慢のスープ』が入っております。栄養価が高くスタミナ満点です。勝手乍ら『冷水』は、セルフサービスでお願い致します。」のフレーズが書かれた掲示がある。往年のファンとしては、もうそれだけで嬉しい。
店内、厨房に面したカウンター席と6人がけテーブル席が3テーブル、コレに加えて6人テーブル×2の小上がり席と、30人程度以上は収容できそうなホール。そのカウンター席の上部に大きなメニュー表。
メニュー表はテーブルにもある。名門の名物辛口唐揚げがメニューに有るのは嬉しい(注文しなかったけど)。そして、かつて勧修寺店や山科西野の「東洋」(事実上の)「名門」1号店)にあった「牛めし」は無い。一方、「辛にらラーメン」やオープン後オペレーションが安定してから提供を予定している「醤油ラーメン」「塩ラーメン」も、今後は気になるところ。今回はとりあえず、ラーメン(並)と炒飯を注文。ラーメンはネギヲヲメとかメンカタメとかタレヌキとかいう偏屈カスタマイズはリクエストせず、ごくフツーに注文。
先に出来上がってやってきたのは炒飯。オープン初日のバタバタ感は「新店あるある」で、やがて慣れていくことだろう。具沢山でしっとりホックリの上出来炒飯。
ほんでもって、ラーメン。
名門ならではの京都ラーメンの古典の一つとしてのこってり鶏白湯。
名門なのに小ザルに盛ったネギもラーメン鉢に盛ったカクテキが付いて来ない。
つまり、名門なのにネギがデフォルトで盛られて出てくるというのは、自分にとっては意外な点。
名門ならではの京都ラーメンの古典の一つとしてのこってり鶏白湯。
名門なのに小ザルに盛ったネギもラーメン鉢に盛ったカクテキが付いて来ない。
つまり、名門なのにネギがデフォルトで盛られて出てくるというのは、自分にとっては意外な点。
ストレートの細麺は、まあおそらく中金製麺のものであろう。そしてスープ。確かに名門ならではのこってりとした濃厚鶏白湯ではあるが、豚背脂と鶏頭、モミジをガシガシ強火で撹拌しながら煮溶かした、口の周りがカピカピになるような高粘度感とは程遠く、鶏の胴柄やネックを中心に煮出したところに醤油ダレで味を整え、さらに若干の辛味成分を含ませて仕上げたようなスープであり、この点に関しては往年の勧修寺店や宇治店、はたまた現在の守山店の伝統的な作りとは明らかに異なるものであった。チャーシューは豚ウデ肉のスライス、メンマはごく普通の(=変な味付けのない素直な)メンマ。
このように、「名門」の昔ながらの独特な所作とはかなり違って、ずいぶん一般的なラーメン店の提供の仕方でラーメンを食べさせる「総本家」だったが、店内の掲示物のバックにある画像は、明らかに往年の勧修寺店のソレ。また、七本松にある「総本家」との関連性について尋ねたところ、アソコとは全く別の資本系列による今回の新規開店だとのことだった。
何はともあれ、柔らかい九条ネギをたっぷり加えて楽しむ古式ゆかしい京都の濃厚鶏白湯ラーメンが山科・醍醐の地に装い新たにあらわれたことを、まずは喜びたい。そして、どうぞ、末永く。
(ちなみに、常時タバコOKなのも、また名門。このご時世にあって...)
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