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フカクサ製麺食堂@伏見区深草:鶏醤油らーめん

移転前に一度食べに行ったことがあった。師団街道に面した現在の店舗に移転後は初めてとなる今回、行ってみたらそこはかつて「麺屋まる巳」だった物件だった。
以前の、移転前に食べに行った2016年1月当時、麺類は「おさかな鶏白湯」と「まぜそば」の二択だった。今は食券制となって「おさかな...」より「鶏」がメインであるように見える券売機のボタン配置。自分は「鶏醤油」を、同行者は「鶏白湯」を選択。
テーブルにはミルに入ったブラックペッパー、レッドペッパー、レモンペッパーとペッパー警部が喜びそうな感じ。それと、ガーリックグラニュール。グラニュールって何?移転前からこんなだったっけ?
やがてやってきた「鶏醤油」、けっこう透明感のある清湯スープ。鶏の旨味はしっかりあって、それでいて醤油感がくっきりとしてて、ああ、こりゃ美味い。レアチャーシューをはじめ、具のひとつひとつも丁寧に仕込まれている存在感あるし。
見た目に細めのストレート麺、もっちりとしつつ、啜り込んでしっかりとした食感がある。このお店で、これほどまでにスッキリと端正な清湯醤油が楽しめるとは思っていなかった。こりゃ、いい。
同行者注文の鶏白湯も少し味見させてもらった。こちらはビジュアル通りに濃厚に鶏を煮詰めたこってりとした味わい。鶏ドストレートではない、独自の風味づけがなされた感じ。濃厚な鶏白湯と、清湯の鶏醤油の明確な性格づけの対照は見事。どっちもリピートしたくなるだけの魅力があると感じた。
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