らー麺村咲@大津市松原町:煮干ラーメン(並)&煮干白湯ラーメン(並)

もう新店ハンター的活動は積極的に行う意思は無いというようなことを、先日書いたが、行って期待できそうなお店であれはハナシは別。
ということで、SNSのお仲間さんから、近頃気になる情報が上がってくるお店に、この日初訪。お店駐車場はあるそうだが、近くのスーパーマーケットの駐車場が土日は一時間無料で、どのみちそのスーパーで買物もするのでソコにクルマを駐めて、ちょっと歩いて赴いた。行けばそこは、まったくの住宅街。
二階部分にベランダが張り出す店舗付き住宅に、新しいお店がオープンしていた。
お店に入れば券売機。メニュー表的なものは現状では無く、券売機のボタンがそのままメニュー代わり。
で、ワタシは煮干鶏白湯ラーメンを、同行者は煮干ラーメンを注文。どちらも、細麺か中太麺かを選べる。今回は両方とも中太麺を選択。
カウンター席上部の鴨居に、開店告知のチラシが掲示してあった。まだひと月経っていないんだ…。それにしても、どのような経緯でこの場所に???等々、たずねたいことはヤマほどあるが、質問攻めはお店に迷惑だろうし、大人しくしといた。
眼の前にはスープ調理用の小鍋が。一杯一杯を、実に丁寧に調理されて行く様子を見て楽しむ。
そしてコチラ、煮干ラーメン。器といい、具材のレイアウトといい、豪華すぎず、淋しすぎず、丁度いい感じ。
少し味見させてもらう。
なるほど。ニボシの風味。某麺コレクションなYouTuberさん情報では、このお店では煮干のアタマやワタは除去して仕込むやり方だそうな。そのせいでか、山科のロバートや、大津のモリンとこの煮干感に比べると、よく云えば洗練された感じ。逆に云えば、煮干ラーメンにワタシが期待しがちな「ガツン」と来るインパクトにはちょっと欠ける感。だから、品よくまとまっているとも言えるし、反対にちょっと物足りない気もするし…という感じ。中太麺との相性は問題なく、いいバランスに思う。同時に細麺ならどうなのか?それもキニナール。
さらにコチラ、煮干鶏白湯ラーメン。黒丼の出で立ちは煮干ラーメンとの違いを明確に印象づける。
鶏白湯出汁はめちゃめちゃに濃醇というわけではないけれど、鶏のウマみはしっかり抽出されていて、さらに煮干出汁も相乗効果的に効いていて、コチラのほうがウマイと感じた。よく観察してみると、スープのなかには刻んだ玉ねぎや、さらに隠し味的に刻んだ柚子皮が仕込まれていて、これらが独特の味わいを引き出すのに一役買っている感じ。中太麺との相性もいい。また、どちらのラーメンもチャーシュー&メンマの存在感が大きすぎず小さすぎず丁度いいところにバランスされている印象。作り手の、ラーメン作りへの考え方がよく伺えるもの。コレはなかなか、いいお店が出来たではありませんか。
で、この麺が何処のものなのか、それだけはどうしても気になって、またコレだけは聞いてみないとわからないのでそこのトコだけ大将にお伺いすると、草津の麦笑から入れているとのこと。(そうと聞いた瞬間、某DUCATI乗りのマル○ソ氏の顔が思い浮かんだのは言うまでもないw)
というわけで、ココは要リピートだ。ただ、数年前に華々しくオープンしたかと思えばいつの間にかヒッソリ閉店していったこの近くの「壱々零参」や草津の「中華そば満丸」とかのように、住宅街のひっそりとした中にオープンするお店はなかなか定着するのが難しい気もする。
どうか、「あそこはウマい」という評判が地元に定着し、固定客をシッカリとつかまれることを祈る。
ちなみに、店舗西隣に駐車場2台分、ありました。


らー麺 村咲ラーメン / 唐橋前駅京阪石山駅石山駅
昼総合点★★★★ 4.0

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